【全画像をみる】メタの新しいAI「Muse Spark」に私のランチを評価してもらった

筆者は食事の準備が苦手で、何を作るかを決める気力がないときは食事そのものを抜いてしまうことも多い。そこで、AI(人工知能)への懐疑心を持ちながらも、メタ(Meta)の新しいMuse Spark AIに昼食の栄養価を評価させ、冷蔵庫にある数少ない食材をもとに夕食のメニューを決める手助けをさせてみることにした。

Muse Sparkは、メタがAI分野でのビジョンを推進するために人材獲得競争を繰り広げる中、4月8日に正式ローンチされた。メタのプレスリリースでは、Muse Sparkは健康管理や旅行計画などに役立つパーソナルAIツールとして紹介されている。

「健康増進は、人々がAIを利用する主な理由のひとつとなっている。そこで一般的な健康上の疑問や懸念について有益な情報を提供できるよう、医師チームと連携してモデルの能力向上に取り組んだ」とプレスリリースに記されている。

そう宣伝された機能を念頭に置き、私はAIツールに文章を書かせるよりも先に、いきなり昼食の評価から試してみることにした。

サーモンの昼食を評価してもらう

その昼食の写真をMuse Sparkにアップロードし、すべての食材とソースの内訳を詳細に示すとともに、それぞれのカロリー数を算出するよう指示した。さらに、食事内容を説明するラベル付き画像を作成し、10点満点でスコアを付けた上で、私の身体データに基づき、その食事が1日の栄養必要量にどう影響するか説明を求めた。

Muse Sparkは、サーモン弁当に含まれる食材についてほぼ正確に把握していた。

食材の重量や調理に使用した油の種類は不明であることを明示しつつも、この弁当の総カロリーを約760カロリーと推定した。また、写真に基づき、私が好きなドレッシングやソースはカロリーと塩分が非常に高く、1日の塩分摂取量の上限に近いとも指摘した。

さらに、写真から判断してこの食事はオメガ3などのミクロ栄養素が豊富に含まれているが、食物繊維、ビタミンC、カルシウムが不足していると分析し、総合評価を10点満点中7.5点とした。ただし、Muse Spark自身は認定栄養士ではないと明示した。

Muse Sparkが苦戦したのは、ラベル付き画像の生成だった。

ラベルのテキストはまったく意味をなさないものだった。判読可能なテキストでラベル付き画像を作成するよう再度求めたが、それも失敗に終わったため、あきらめて次のタスクに移ることにした。

Katherine Li