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群馬県の前橋競輪場で開催された「第28回寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント」(GI)は15日、最終日を行った。決勝は三谷竜生(32)の先行に乗った村上博幸(40)が差し切って優勝。2014年2月高松の全日本選抜以来、3回目のGIタイトルと優勝賞金2940万円、そして暮れの立川グランプリの出場権を手にした。
【GI寛仁親王牌(14日)】三谷竜生(32)は松戸開催の千葉記念から、相次ぐ中止順延の長丁場に挑んでいる。だが、そんな苦労は何とも思っていない。準決10Rも研ぎ澄まされた集中力で2着に入り、決勝進出を決めた。あとは、優勝あるのみ。全力を尽くして1着ゴールを目指す。
【GI寛仁親王牌(10日)】三谷竜生(32)は中止順延で2日間延びた松戸開催の千葉記念をハードに攻め抜き、復活の優勝を飾った。ラグビーで培った鋼の肉体と精神こそ、リュウキの武器。世界を席巻するラグビーのニュージーランド代表であるオールブラックスを思わせるタフガイだ。理事長杯は近畿4人結束し、南潤(21)の番手を回る。責任感を胸に、期待に応える。
「ローズカップ」を制した桐山敬太郎(32)が中村アンの祝福にド緊張。GⅠの特選にシードされたのが初めてで、優秀戦にいきなり進出するなり勝ってしまった桐山。レースは頭脳戦で巧みに勝ち切ったが、その後の表彰式はたじたじだった。