渋野日向子が笑顔で制した 2019年AIG全英女子オープン。2021年AIG&第2回チャンピオンシップに向かっている
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2019年の全英女子オープンには、畑岡奈紗さん、鈴木愛さん、比嘉真美子さん、勝みなみさん、上田桃子さん、安田祐香さん、横峯さくらさん、上原彩子さん、そして渋野日向子さんの9名の日本人選手が出場しました。日向子さんの大会目標は、予選を突破すること。

日向子さんは、初日と2日目を2位でフィニッシュします。そして、3日目には2位と2打差の14アンダーで単独首位に立ちます。最終日、3番ホールで4パットを叩いてダブルボギーとして、11番ホールが終了した時点で、前日と同じ14アンダーをマーク。2組先でプレーしていたリゼット・サラスさんらに2打差の3位に後退してしまいます。
ところが、ここから日向子さんの本当の実力を発揮。15番ホールで、再び首位に並びます。プレッシャーがかかる最終日でも、ギャラリーとのハイタッチやサインにも気軽に応じて、これまでの全英女子オープンのイメージを変えたとも言っていいかもしれません。

最終18番ホール。日向子さんがグリーンに上がると、大歓声が沸き起こります。
日向子さん本人は、
「誰に言ってるのかなー。とりあえず手を振りました。初出場なので、誰?みたいな感じですよね。なのに、あんなにいっぱいいたので、やったー!みたいな。笑 外国人の方が頑張れみたいな感じで言ってくれた」
Video: https://youtu.be/KJ3OtcpoVNA