出演者
TOKIO(メインパーソナリティー)
途中からはほぼ城島茂・国分太一・山口達也のみの出演となる。これは、松岡昌宏、長瀬智也の2人がいずれも同時期にドラマの出演が重なっており、本番組の出演スケジュールの確保が極めて困難だったためである。
高田純次
番組初期から出演。主に「ガチンコ晩餐会」「ガチンコモザイクLOVERS」「ガチンコバリバリ伝説」に出演していた。途中降板。
さとう珠緒
番組初期から半年間出演した後、降板。
主なコーナー・企画
バラエティ系
一日一善隊
視聴者の悩み事を解決させるコーナー。タイトル通り、基本的に丸一日以内に完結する内容の、単発企画。漫画家の江川達也が出演していた漫画家志望者(実際はデビュー済みの成年漫画家で、ロケ直前まで内容を聞かされず、やらせ演技を強要された)にアシスタント体験及びアドバイスする企画は、このコーナーの一つ。
お水の鉄人
キャバ嬢2人が対決を行うコーナー。3週勝ち抜けば「お水の鉄人」となるが、2週勝ち抜いた挑戦者が鉄人を賭けた対決に敗れ、さらに鉄人を阻止した挑戦者も別の参加者に敗れ、このコーナーは終了した。
献血キャンペーン
初期の企画。城島・長瀬・さとう珠緒・輪島功一・江頭2:50らが献血の大切さを訴えるコーナー。
包丁道(講師:平野寿将)
初の料理系の企画。優勝者は、京懐石の料理店「下鴨茶寮」への入店が認められる。講師の平野以外に、日本料理界の第一人者である小倉久米雄、「下鴨茶寮」の料理長が審査員として参加した。
準決勝の審査中に参加者の1人が倒れ、病院に運ばれるトラブルが発生した。その審査は中断し、再度再戦することを決めたが、結局本人の意思で辞退することになった。
講師陣はあくまで参加者の料理・技術・技量に対してのみ批評のみを行い、参加者の人格を罵倒する等は一切行わない・駄目な料理には酷評する一方で、しっかりとした料理には高評価を与える・参加者のやる気、熱意を認めるなど大人の対応をし、また参加者もそれらの批評に対して反抗する素振りを一切見せなかったことから、同じ料理系企画でも後のラーメン道に見られるような講師や参加者同士の衝突等は一切無かった。
このため、やらせの企画が多かった当番組で、数少ない「ガチンコ」の企画であったと言えるものの、故に盛り上がりに欠けたことから、その後番組側では講師の人選や参加者の仕込みを露骨に行うことになる。
火の玉イレブン(コーチ:松木安太郎)
サッカー選手を育成する企画というよりもギャグ的要素の多いコーナー。
出演した選手に中嶋義明「国体」「熱血」「バイト」「モヤシ」「ちゃんこ」などといったニックネームをつけるなど松木らしさが随所に表れていた。totoカップ東日本大会準優勝。国分は当時totoのイメージキャラクターだった。
ダイエット学院、ダイエット学院・レディース(講師:田中良)
ダイエット学院シリーズは当初肥満体だった山口の体質改善を目的としたコーナーだったが、のち「レディース」と銘打ち女性向けに変更された。田中の毒舌、罵倒ぶりに批判は集まったが、ダイエットというプロスポーツなどに比べて真剣度の低い企画であったため、あまり問題視されなかった。
玉の輿学院・芸能人玉の輿学院
公募された女性(実際には売れないタレントの仕込みが大半であった)を対象とし、所謂富裕層や芸能人との合コンやゲームをブッキングするコーナー。誕生したカップルは一組もなかった。元ミスコンや素人名義で参加したタレントなどの他には、いちご姫やきこうでんみさといったアキバ系電波アイドルも混じっていた。
ドッキリクラブ
芸能人をドッキリにはめる企画。いつもここから、ダンディ坂野、山田花子、中川家、やるせなすの石井康太など多彩な人物を罠にかけた。また、ドッキリの仕掛け人として呼び出され、本当はその人をターゲットとする逆ドッキリも行われた。そして、ドッキリをメインとしたスペシャルも放送され、DonDokoDonの山口智充や山咲トオルなどがターゲットになった。元々は2002年10月1日に特番「TOKIO!史上最大ドッキリウォーズ〜エピソードI〜」として放送されたものが、2003年4月1日放送の第2弾が「ガチンコ!史上最強のドッキリウォーズII!!桜満開バカ全開SP」となり、その後「ドッキリクラブ」としてレギュラーのコーナーになったものである。
モザイクLOVERS
2回で終了。
日本一モテない男
テーマ曲としてTOKIOの「Neighbor」が使われた。真面目に恋愛を成就させるよりも、男性参加者を笑い者、晒し者にするいじめ、ギャグ的要素が主であったため、結局カップルは誕生しなかった。コウメ太夫が本名の赤井貴で出演、全身赤で統一されたファッションで「レッド」と呼ばれていた。このコーナー中に、国分が恋愛シミュレーションゲーム『ときめきメモリアル』を誹謗中傷する発言をしたため、ゲームファンから大きく反感を買った[要出典]。
晩餐会
カップルがレストランで食事をしながら本音を打ち明けるコーナー。特別編として「バトルロワイヤル」(この企画で関係がこじれたカップルに相手を考え直すための企画)、「突入せよ」があった(だまされている男の救済のための企画)。出演者による公序良俗に反する発言がBPOで問題になった。
鉄人トラベル(1/10、食いだおれスペシャル)
道行く人に所持金をたずね、その1/10の金額をもらって(金額は番組から支給される)目的地まで移動する。もらった金額は次の移動までに使いきらなければならない。後に移動手段をタクシーのみとするルールが加えられた。食いだおれスペシャルでは飲食店で料理を1人前ずつ食べ、その代金と同じ額の金額で移動する(チャレンジャーはできるだけ高く、量の少ないものを選ぶことが重要であった)。やらせ発覚により、ドキュメント系企画が続行出来なくなったことから開始したつなぎ企画であったため、結局打ち切りまで続けざるを得なかった。
TOKIOオヤジNo.1決定戦
TOKIOの体質改善(体力測定・肌年齢の検診)を目的としたコーナー。
ドキュメント系
メイン企画
ファイトクラブシリーズ(コーチ:竹原慎二)
本番組を象徴する企画として一世風靡したともいうべきコーナー。全コーナー中最多の5シーズンに渡って放映された。血気盛んな不良達をボクシングプロテストの合格までをサポートし、実際に数人のプロボクサーを誕生させた(プロテストに合格したクラブ生の試合が、前座ではあったがテレビ放送された)。収録以外のトレーニングは沖ボクシングジムで行っていた(同ジムは翌2004年に閉鎖)。タイトルは開始当時に公開されていたブラッド・ピットの主演映画『ファイト・クラブ』から[注 3]。
各シリーズの初回は国分・長瀬のどちらか一方(第2シリーズは国分、第3・4シリーズは長瀬)がスタッフと方針について会議をしているときに、もう一方がチアリーダーとともに現れ、オープニングのコールをする。あらすじで起用されていたBGMはアンスラックスの『King Size』。
放送期間中に3期生A、5期生Tが傷害事件に関与していたとして逮捕され、番組を降板した[注 4]。また、4期生Tも番組途中で何の説明もなく脱退した(Tは脱退後、週刊誌に番組のやらせがあったことを告白。後に2006年に詐欺罪、2008年に恐喝罪で逮捕されている)。
また、番組終了後にも5期生Kが2005年に車内から散水車に向けてエアガンを撃ったとする器物損壊の容疑で逮捕・起訴された[4]。更にKは2015年5月にも犯人蔵匿罪により、またしても逮捕・起訴された[5]。
また、2010年4月には3期生Kが飲食店従業員を殴打したとする傷害容疑[6]で、更に2014年6月24日にも詐欺容疑で逮捕・起訴されている[7]。
特別コーチとして畑山隆則(全シリーズ)、辰吉丈一郎(第3シリーズ以外)、坂本博之(第3シリーズのみ)、佐藤修、大嶋宏成(何れも第5シリーズのみ)が参加したことがある。
漫才道(講師:オール巨人)
芸人養成企画。「やらせを絶対にしない、演出も極力控えること」を条件にオール巨人が講師を引き受けた。後に有名になった山里亮太(後に南海キャンディーズとして活動)、ナイツ、レギュラー、天津などが出演していた。また、ザ・プラン9のヤナギブソンが同期の藪田真宏とお笑いコンビ「君と僕」で、お笑いコンビ「烏龍パーク」や当時は別の相方とコンビを組んでいた又吉直樹なども参加していた。