スウェーデンが生んだ巨匠ロイ・アンダーソン監督が、構想15年、撮影4年かけて製作した人間ドラマ。人間であるがゆえの愚かさ、滑稽さ、哀愁を、そこはかとない可笑しみを持って描く。撮影ではロケーションはなく巨大なスタジオにセットを組み、マッドペイントを多用。遠近法の構図、配置、配色、美術など細部に至るまで計算するなど、こだわりが満載。
 2015年8月8日(土)より全国順次公開