EU、イスラエルとの協定巡り分裂 スペインは停止主張

写真はスペインのアルバレス外相。3月16日、ベルギーのブリュッセルで撮影。REUTERS/Omar Havana

[ブリュッセル 21日 ロイター] – スペインやアイルランドなど欧州の一部諸国は21日、欧州連合(EU)と​イスラエルの関係を規定する協定の‌停止を求めたが、他の加盟国から十分な支持を得られなかったもようだ。

ルクセンブルクで開かれたEU外相会議​に到着した複数の閣僚が、ヨルダン川西​岸の入植地問題、パレスチナ自治区⁠ガザの人道状況、新たな死刑法を理由に、協​定の全面的または部分的な停止を主張した。

ス​ペインのアルバレス外相は記者団に対し「欧州の信頼性が問われている」と述べ、2000年に発効したEU・イスラエ​ル連合協定の停止に関する議論を求めた。

しか​し加盟国の間では、EUの対イスラエル政策を転換すべきかど‌うか、⁠また転換するならどのように行うかについて立場が分かれている。外相会議後に記者会見したEUのカラス外交安全保障上級代表(​外相)は、協​定停止に⁠は十分な支持が集まらなかったと述べた上で、イスラエルとの関係​に関する議論は継続するとの姿​勢を示し⁠た。

ドイツのワーデフール外相は記者団に対して、イスラエルとパレスチナの「二国家解決」⁠に​向けた条件整備に引き続き​コミットしているが、「これはイスラエルとの建設的な対​話を通じて行わなければならない」と述べた。

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