源氏物語 第5帖 「若紫」 藤壺の面影を宿す少女
源氏物語を知ると「光る君へ」がもっとおもしろくなる!

源氏は熱病を患っておられました
多くの祈を試みましたが
その効果もなく 何度も発作が起こりますので
ある人が北山の寺の僧侶を勧めました
源氏はその僧侶を呼ぼうとしましたが
僧侶は 年老いて身が屈まり
寺の外にも出られませんと答えました
そこで 源氏は自ら忍んで出かけることを決め
お供を四、五人連れて
まだ月の明るい時分に お出かけになりました
山の桜が満開で 霞が美しい三月末
源氏は山奥の寺を訪れました
周囲の嶺々は高く連なり
深い岩の中に聖(ひじり) がひとり座っておられました

参考文献:「源氏物語」紫式部
現代語訳: 与謝野晶子

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