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ガソリン価格の上昇傾向が続いています。2020年の夏以降の鹿児島県内のレギュラーガソリンの平均価格ですが、2021年2月22日以降、県内ではガソリン価格が1リットルあたり150円台を下回ることはなくなりました。そしてその年の5月17日以降は160円、10月18日以降は170円を超えるようになりました。この夏にかけて「ある理由」で、さらなる値上がりが懸念されています。

5日発表された7月3日のガソリン価格は・・・。

鹿児島県石油商業組合・高田英司専務理事「179.5円。先週より1.1円高い」

2023年最も高い179.5円で、1.1円という上げ幅も2023年1番です。

鹿児島市のガソリンスタンドで取材しました。こちらでも3日から1リットルあたり2円の値上げに踏み切っていました。

来店客「高いですね」「最近少し高めかと思ってはいた」

5週連続値上がりとなったガソリン価格。県石油商業組合の高田専務はその背景をこう説明します。

鹿児島県石油商業組合・高田英司専務理事
「10月の第1週で補助金がなくなる。6月~9月の4カ月で、(補助を段階的に)終わらせようというのが出口戦略の仕組み」

この「補助金」というのは、原油価格の高騰を受けて国が2022年1月から支給しているものです。

経済産業省などのまとめによりますと、2022年6月のレギュラーガソリンの、補助後の平均価格は1リットルあたり173.9円でした。もしも補助金がなければ215.8円に達していたとされていて、その差は実に41.9円にのぼります。

この補助金が6月から段階的に引き下げられた上、円安がさらに進めば、今後、ガソリン価格がさらに上がる可能性があるということです。

ガソリンスタンドの来店客「仕方ないことなのかなと思いながら、車も使わないと生活ができない」「考えられない、これ以上は。厳しいと思う」

石油情報センターによりますと来週も県内のガソリン価格は上昇する可能性があるということです。