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 女優の飯島直子、広末涼子が23日、都内で映画『太陽の家』(来年1月17日公開)の舞台あいさつに登壇。主役の歌手の長渕剛が急性腎う腎炎で20日に緊急搬送され、入院中という異常事態の中で、長渕にエールを送った。

 舞台あいさつの冒頭で関係者が登壇し、長渕の欠席を伝えた。「(17日の)舞浜ライブ公演終了後より、腹部への激痛と発熱が始まり、我慢をしておられましたが、12月20日に極度の痛みと高熱が発生し、救急車で搬送されました。現在は都内の大学病院に入院中でございます。医師より急性腎う腎炎と診断されました。現在も絶対安静の状態が続いています」と説明。長渕は登壇に意欲を見せたが、この日の朝の状態を鑑み、欠席が決まった。

 その後に登壇した飯島は「長渕さんが急病。無理をせず、元気になって、しっかり治して、1月の公開の日にお会いしたい。頑張ってください!」とエール。緑のドレス姿の広末も「ここに立った瞬間に、みなさんが来てくれて喜びと同時に隣の飯島さんから『涼子ちゃん、もみの木みたいになってるよ』とまさかのことを言われ…。長渕さんいないし、どうしようかなとか、たぶん絵力弱いなとか、長渕さんがいらっしゃらなくて申し訳ない気持ちだったんですが『もみの木』発言で和みました」と主役不在の緊急事態にも変わらぬ飯島に助けられたことを明かした。

 広末は長渕語録に感銘を受けたという。手帳に「長渕さんの一言」を書き連ねていたそうで「本読みで熱くなって『俺たち家族だろ』というせりふを『ファミリーだろ!』って。これが長渕剛だと思った」と明かした。さらに「寒い日の撮影で、待っているシーンで子守唄を歌いながら『寒いな』って言っていたんです。すると監督が止めて言いづらそうに『長渕さん、ここは春の設定なので、ちょっと寒いは』と。すると長渕さんは『監督よ、ライブだろ』っておっしゃってた。ライブじゃなくて映画なんですけど、体感したものをだす。うわ~って思って感動したのを覚えてます。真っすぐ生きている長渕さんの本が書けそう」と生き様に驚いたことを口にしていた。

 また、17日の公演を飯島、広末らと共に子役の潤浩くんも観覧。潤浩くんは「とても迫力があってかっこよかった。最後まで立ってノリノリで応援してました」とにっこり。この日は長渕が不在のため、主題歌「Orange」を潤浩くんが代わりに歌唱し、かわいい歌声に会場は長渕のライブに負けないぐらいの大歓声が上がった。

 この日は山口まゆ、権野元監督も参加した。

 長渕が演じるのは、神技的な腕を持つ大工の棟梁・川崎慎吾。強面(こわもて)風で、やんちゃな人情味厚い男だが、好みの女性には少々弱く、妻・美沙希(飯島直子)と娘の柑奈(山口まゆ)と幸せに暮らす。ある日、シングルマザーで保険会社の営業ウーマン・池田芽衣(広末涼子)が通りかかると、龍生(潤浩)という父親を知らない彼女の息子を気にかけるようになる。この親子に家を作ろうと思い立つが、そんな慎吾の様子に納得がいかない、娘と妻と一番弟子の高史(瑛太)。周りの空気も気にせず、家づくりに没頭する中、龍生の父親と名乗る男が慎吾の前に姿を現す。

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#広末涼子 #飯島直子 #長渕剛