大阪市は、新型コロナウイルスの感染者86人に対して症状の聞き取りや療養期間を通知する対応ができていなかったと発表しました。

 大阪市によりますと、対応に漏れがあったのは、今年5月19日に大阪市保健所に届け出があった新型コロナウイルスの新規感染者86人分です。このうち7人は65歳以上や基礎疾患のある人ですが電話での症状の聞き取りができておらず、残り79人についてはメールや電話での自宅療養期間の通知ができていなかったということです。

 原因は保健所内で使用している患者情報を共有するシステムの不具合と職員のチェック漏れだったということです。既に不具合は解消されていて、市は「今後は複数人によるチェックを徹底する」としています。

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