医学論文は信用できるのか【主体的医療ダイアロジカルスクール】…
女性セブンで「驚愕の研究」と評された、ファイザー社が4万人を対象に行った新型コロナワクチン治験の研究論文。岡田正彦新潟大学名誉教授が指摘する、ワクチン接種者の死亡者の比率が異常に高くなるのは本当か?ファイザーの一次データを元に検証します。…
米疾病対策センター(CDC)は6日、新型コロナウイルス感染症ワクチンを接種後、アレルギー反応の中でも特に重いアナフィラキシー症状を29人が起こしたと電話記者会見で発表した。米国では米製薬大手ファイザーなどが開発したワクチンと米バイオ企業モデルナのワクチンが実用化され、これまでに少なくとも530万人に接種された。…
中国ワクチンで神経性の症状が出現しペルーでの治験中止が報道される中、興味深い論文が出ました。実はプレスリリース優先で、正式な論文化は後回しだった新型コロナワクチン。アデノウイルスベクターワクチンが実用化目前のワクチンの中では初めてLancetに正式な論文が掲載されました。そこに含まれていた重篤な副作用の情報とは―。なおアデノウイルスベクターワクチンはアストラゼネカ社とオックスフォードが開発したもので、ファイザーやモデルナのものとは異なります。…
アデノウイルスベクターワクチンが新型コロナで初の最終試験成功です。アストラゼネカ社のワクチンが成功したと数時間前報じられました。懸案の有効性のデータもプレスリリースの段階ですが表示されていたので紹介します。意外な結果でした―。なお温度に関しては通常の冷蔵温度で大丈夫とのことです。…
新型コロナ治療薬の候補として、アビガン・ヒドロキシクロロキン・レムデシビルなど抗ウイルス薬が注目されていますが、今回は回復者血漿について紹介します。この回復者血漿の輸血によって、重症患者が回復したという報告が有名医学雑誌に報告されました。これは、コロナに対する抗体を用いた治療で、最初に提唱したのは北里柴三郎先生です。さらに抗体医薬の開発にも多数のメーカーが着手しています。…