岩手県内では10月16日、新たに261人の新型コロナウイルスへの感染確認が発表されました。…
大阪府がまとめた2週間ごとの年代別新規感染者。第6波では30代以下が全体の7割ほどを占め若い世代の感染が目立っていましたが、感染は高齢者にも大きく広がっています。大阪市内の自宅で療養する80代のコロナ患者は、発症3日目で症状は「のどに痰が絡むくらい」と言います。しかし、血液中の酸素濃度を測ってみると、肺炎の症状がみられ緊急入院することに。診察したのは府内8つの診療所で作る訪問診療チーム『KISA2隊』の小林医師です。2月に入ってチームへの往診依頼は多い日で1日15件になると言います。府内のコロナ病床はきのう時点で72%が埋まっていて特に、軽症中等症患者を受け入れるベッドがひっ迫しています。こうした状況に対する切り札が往診でも使える点滴薬『ゼビュディ』です。オミクロン株にも有効とされる中和抗体薬で重症化を防ぐ効果が期待されています、課題は供給量です。…
英国や南アフリカ、ブラジルで見つかった新型コロナウイルスの変異株が世界に拡大し、日本でも海外渡航歴のない人への感染が相次いで確認された。すでに市中感染が広がっている可能性がある。新潟大学名誉教授の岡田正彦医師が解説する。…
英国由来の新型コロナ変異種ウイルス。静岡で市中感染が疑われる事例が確認され、さらなる感染拡大の懸念が広がっている。変異種の感染力は最大1・7倍と推定されているが、重症化リスクや死亡率は従来と同程度らしい。強毒化はしていないようなので、ついホッとしてしまいがちだが、安心してはいけない。死者数を左右するのは致死率より感染力――。英国の疫学者が警鐘を鳴らしている。英ロンドン大の公衆衛生学・熱帯医学大学院の疫学者、アダム・クチャルスキー教授は〈感染力が50%高いウイルスは、致死率が50%高いウイルスより、はるかに大きな問題だ〉とツイートし、衝撃の試算を紹介している。…