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石川 温の「スマホ業界新聞」

2026/04/18(vol.656)

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《目次》

1.ソフトバンクが「Natural AI Phone」を発売

—-AIスマホはアプリの広告ビジネスを破壊するのか

2.Nothingが楽天モバイルとPhone (4a)シリーズを発売

—-朝4時までRaveパーティでZ世代へのリーチを狙う

3.Natural AI PhoneとNothing Phone(3a)は兄弟モデル?

—-AIに全振りしていてもデザインには手を抜かないで欲しい

4.今週のリリース&ニュース

5.編集後記

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1.ソフトバンクが「Natural AI Phone」を発売

—-AIスマホはアプリの広告ビジネスを破壊するのか

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ソフトバンクはアメリカのスタートアップであるBrain Technologiesが手掛ける「Natural AI Phone」を4月24日に発売する。

特徴はOSのカーネルに統合されたNatural AIで、ユーザーとの会話が情報として蓄積、管理されていく。蓄積された情報をもとにNatural AIがユーザーの意図を予測しながら、スマホでやりたいことをサポート、提案してくれるというものだ。

2年ぐらい前からスマホ業界で言われていた「スマホの未来」を具現化するようなデバイスだ。

AIが先回りするスマホは昨年、MWCでモトローラが参考出展していたが、昨年末にZTEがバイトダンスと組んで中国で3万台限定で販売。一瞬で売り切れたという。

ただ、ZTEのAIスマホが出たことによって、中国のアプリ業界ではAIスマホを敬遠するようになり、AIスマホが規制の対象になりつつあるという。

AIスマホは、ユーザーのやりたいことをAIが先回りしてアプリを操作してくれる。つまり、ユーザーはアプリの画面を見なくてもよくなる。結果として、アプリ上に表示される広告が無視されることとなり、アプリ事業者としては「AIスマホは普及しちゃ困る」というスタンスになったようだ。