経団連は、国民の健康データなどを予防や医療に活用できるよう、規制を撤廃して医療分野のデジタル化をできるだけ早く進めるよう政府に提言しました。

 経団連・南場智子副会長:「オンラインでのヘルスケアにフォーカスを当てて、必要な規制改革などの具体的な案を提言として取りまとめてきた」

 経団連の南場智子副会長は、牧島かれん規制改革担当大臣を訪れて、提言書を手渡しました。

 提言によりますと、国民一人ひとりの食事や運動、心拍数、健康診断のデータや診療内容などをデジタル技術で集約し、予防や効果的な医療に活用するよう求めています。

 また、オンライン診療の報酬が対面診療より低いために普及が進まないなど、規制改革の必要性も訴えています。
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