東京オリンピックの聖火リレーの詳しいルートが発表されました。来年3月から全国47都道府県を121日かけて回ります。

 聖火リレーは来年の3月26日に福島県のJヴィレッジをスタートします。最初のランナーは2011年ドイツワールドカップで優勝したサッカー女子の「なでしこジャパン」です。聖火はここから関東、そして中部地方へと南下します。三重県では伊勢神宮の近くを走り、高知県では坂本龍馬の銅像が立つ桂浜を巡ります。さらに、九州から沖縄県へと渡り、首里城の守礼門を通ります。再び九州に戻った聖火は長崎県で平和への願いを込めて平和祈念像の前を、さらに本州に戻って広島県では平和記念公園を通ります。北海道では帯広市の「ばんえい競馬」でも聖火リレーが行われます。東京大会は災害から復興する姿を世界に発信する大会でもあり、東日本大震災の被災地・岩手県の陸前高田市では「奇跡の一本松」を、宮城県の南三陸町では人気の「さんさん商店街」を通ります。山梨県では富士山の5合目でもリレーが行われます。その後、聖火は国立競技場の聖火台にともされます。
[テレ朝news]