【南野拓実フル出場のリヴァプール、ジャカ退場のアーセナルとスコアレスドロー…負傷の冨安健洋は欠場/カラバオ杯準決勝1stレグ】リヴァプール 0-0 アーセナル💥2022年1月14日
📢 【欧州・海外サッカー ニュース】カラバオカップ準決勝1stレグ、南野拓実の所属するリヴァプールがホームに冨安健洋所属のアーセナルを迎えた。

現地時間13日、カラバオカップ(イングランド・リーグカップ)準決勝ファーストレグが行われ、南野拓実の所属するリヴァプールがホームのアンフィールドに冨安健洋所属のアーセナルを迎えた。

アフリカネーションズカップでサラーとマネを欠くリヴァプールはジョタ、フィルミーノと並んで南野が先発。冨安との日本人対決が期待されたが、冨安は9日に行われたFAカップ3回戦のノッティンガム・フォレスト戦に続いて負傷欠場となった。

冨安の代役にはセドリックが起用されたが、11分にはそのセドリックがハムストリングを痛め、チェンバーズとの負傷交代を余儀なくされる。直後の12分にはバックパスを受けたGKラムズデールがクリアを目の前に来たヘンダーソンに当ててしまってピンチを迎えるなど、立ち上がりからアーセナルにとっては落ち着かない展開が続く。

さらに24分、カウンターからロングパスに抜け出したジョタが胸でコントロールしたところ、クリアしようとしたジャカがジョタを蹴り上げる形になってしまい一発退場。さらにゴール前からのFKをアレクサンダー=アーノルドが直接狙うも壁に当たり、跳ね返ったボールをアーノルド自らボレーで押し込むもゴール左へと外れる。

数的不利となったアーセナルは28分、エンケティアを下げてホールディングを投入。ラカゼットをトップにした4-2-2-1に移行した。

自陣に引いてカウンターを狙うアーセナルに対し、数的優位を得たリヴァプールはボールを保持してアーセナルゴールへと迫る。南野はバイタルエリアを自由に動き回りながらボールを引き出すが、ゴールに背を向けて受ける場面が多く、アーセナル守備陣にとって怖さのあるプレーをさせて貰えない。

互いに無得点のまま迎えた後半、立ち上がりに南野が仕掛ける。47分、自陣でボールを受けた南野がそのままスピードに乗ったドリブルで持ち上がり、左サイドから左足で折り返す。これがそのままゴールへと向かい、GKラムズデールも意表を突かれたが、ゴール右へとわずかに外れる。

ホームで先勝したいリヴァプールは61分、ミルナーに代わってカーティス・ジョーンズを投入。68分にはC・ジョーンズのヒールパスを受けたロバートソンがエリア内左にパスを通す。これに呼応した南野が左足で狙うも、精度を欠きゴール右へと外れる。

71分には守勢のアーセナルにビッグチャンス。ティアニーのアーリークロスがゴール前フリーのサカの下へ。しかしファーストタッチが大きくなり、シュートは飛び出してコースを消したGKアリソンが足でブロックする。

先制点が欲しいリヴァプールは76分、ファビーニョ、マティップ、アレクサンダー=アーノルドに代えてオクスレイド=チェンバレン、ゴメス、ネコ・ウィリアムズを投入し勝負に出る。一方のアーセナルは81分にサカを下げてヌノ・タヴァレスを投入し、逃げ切りも視野に。

迎えた90分、ペナルティーエリア右に流れたオクスレイド=チェンバレンの折り返しはGKラムズデールが飛び出して跳ね返すが、これがゴール前でフリーとなっていた南野の下へ。しかし、この試合一番の絶好機で右足ボレーを浮かせてしまい、枠を捉えられず。南野も思わず頭を抱えた。

アディショナルタイムの5分間でもゴールは生まれず、数的不利のアーセナルが逃げ切りに成功。アーセナルホームでのセカンドレグは20日に行われ、勝利したチームは決勝でチェルシーと対戦する。

■試合結果

リヴァプール 0-0 アーセナル
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