長崎港で新型コロナウイルスのクラスターが発生したクルーズ船とともに停泊していた同じ船会社のクルーズ船2隻が26日夜までに国外へ向けて出港しました。

 三菱重工業長崎造船所では新型コロナウイルスの影響で他の寄港先がなく、停泊を受け入れたイタリアのクルーズ船3隻のうちコスタ・アトランチカの乗員623人中148人が感染し、1人が重症となって入院しています。長崎県は合わせて1000人以上の乗員が乗った他の2隻に早期の出港を求め、2隻は26日午後8時すぎまでに相次いで出港し、国外へ向かいました。2隻に感染者はいないということです。残るコスタ・アトランチカの感染者は個室に隔離し、健康観察を続けています。
[テレ朝news]