『元禄太平記』(げんろくたいへいき)は、NHKが1975年に放送した13作目の大河ドラマ。忠臣蔵をテーマにした大河ドラマとしては『赤穂浪士』(1964年)に続き、第2作目にあたる。原作は、南條範夫『元禄太平記』。

柳沢保明(吉保)要約
綱吉により2020石の小納戸役から側用人に取り立てられ1万石を加増される。その後も綱吉の期待に応える事で栄達の道を進み、やがては石高22万石の大名となり大老にも並ぶ地位を得てその権勢は絶頂を迎えるが、そこへ赤穂浪士の吉良邸討ち入り事件が発生。その措置について自身がほぼ関与できなかった事から凋落を迎え、綱教・綱吉も相次いで病没。家宣に接近する事で巻き返しを図るが不調に終ると、「自分の陽はもう昇る事はない」として、潔く権力の座から去った。

付記:忠臣蔵では悪役として扱われる吉保は、文化人で行政手腕もあった様ですが、妬みも多かったと想像します。かなりの切れ者だったのでしょう。石坂さんと江守さんとの絡みも見応えがありました。

配役は、第一部ダイジェストをご参照ください。