「羽生結弦は異星の人」 ロシア人専門家が日本男子シングルのレベルを評価
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フィギュアスケートグランプリ(GP)シリーズの最終戦「ロステレコム杯」が11月27日、ソチで閉幕した。GPファイナル、国内選手権、欧州選手権/四大陸選手権と北京オリンピックまで残すところあと3大会となった。この後、ほとんどの国が北京に出場する代表を最終的に決定する。日本の羽生結弦選手(26)は今シーズンはまだ一度も大会に出場していないとはいえ、フィギュアファンの話題の中心を占めている。
スプートニク記者は、ロシア人審査員でソ連フィギュアチャンピオン2冠(1963年、1965年)のアレクサンドル・ヴェデニン氏(74)に独占取材し、今シーズンの日本男子選手をどう評価するかについて見解をたずねた。
「彼らはいつだって強豪だった」
「今まで幾度も繰り返してきましたが、羽生結弦は違う星から来たんですよ。地球上の世界選手権に出てはいけないんです。だって別の惑星の人なのですから」
ヴェデニン氏はこう語る。

羽生結弦選手は今季、怪我を理由に大会出場は一度も叶っていないが、他の日本人選手らはGPシリーズで続々と好成績を修めた。鍵山優真(18)はイタリアとフランスで金を、宇野 昌磨(23)はNHK杯で金、スケートアメリカで銀を、佐藤駿(17)はフランスで銀、友野一希(23)はソチで銅を獲得した。その結果、鍵山と宇野の2名がGPファイナルへの出場権を勝ち取り、米国のヴィンセント・ジョウ(21)、ネイサン・チェン(22)、ジェイソン・ブラウン(26)、ロシアのミハイル・コリヤダ(26)と対戦する。
さらに、日本の新世代の選手をどう評価するかとの問いにヴェデニン氏は次のように答えている。
Video: https://youtu.be/XKdvFnPCoDw