【リヴァプール 4-0 アーセナル 】 南野拓実が今季プレミア初得点を記録したリヴァプールがアーセナルに4発快勝!冨安健洋はフル出場 💥2021年11月21日
【欧州・海外サッカーニュース】プレミアリーグ第12節、南野拓実の所属するリヴァプールと冨安健洋の所属するアーセナルが対戦した。

現地時間20日、イングランド・プレミアリーグは第12節が行われ、南野拓実の所属するリヴァプールはホームのアンフィールドに冨安健洋の所属するアーセナルを迎えた。

プレミアリーグでは久々となる日本人対決に注目が集まったが、右サイドバックで先発した冨安に対し、南野はベンチからのスタート。サラー、マネ、ジョタを前線に並べるリヴァプールに対し、アーセナルはワントップのオーバメヤンをラカゼット、スミス・ロウ、サカの2列目がサポートする。

リーグ戦8試合負けなしの3連勝中と好調のアーセナルに対し、リヴァプールは前節ウェスト・ハムに今季初黒星を喫したばかり。連敗は避けたいリヴァプールが立ち上がりからアーセナルを押し込んでいくが、アーセナルもしっかりと守備ブロックを築いてバイタルエリアへの侵入を許さない。

9分、ペナルティーエリア左でボールを受けたマネに対し、対峙した冨安がしっかりと体を入れて突破を防ぐ。続く12分にはスピードに乗ったマネに対してファールで止めてしまうが、プレミア屈指の“個の力”に対して冨安も必死に食らいついていく。

リヴァプールの決定機は29分、アレクサンダー=アーノルドの右クロスのこぼれ球をチアゴがボレーで押し込む。GKラムズデールがたまらずはじいたボールにマネが反応するも、ここはラムズデールが至近距離でブロックしCKへと逃れる。

アーセナルも31分、カウンターからスミス・ロウのヒールパスにオーバメヤンが抜け出し、ラカゼットがネットを揺らすもオフサイドによりノーゴールとなった。

拮抗した展開が続く中、33分には冨安と競り合ったマネのファールに対して、アルテタとクロップの両指揮官が激しく言い争う場面も。両監督にはイエローカードが提示された。

試合が動いたのは39分、右サイドからのFK。アレクサンダー=アーノルドのキックを、ガブリエウと冨安の間にポジションを取ったマネが頭で叩きつけ、リヴァプールが均衡を破った。

リヴァプールが1点をリードして迎えた後半、反撃に出たいアーセナルだが、リヴァプールのアグレッシブなプレスを前になかなか前線までボールを運ぶことができない。49分、高い位置でファビーニョがボールを奪い、オクスレイド=チェンバレンがシュートを放つもゴール右へと外れる。

さらに52分、自陣でボールを奪ったタヴァレスがビルドアップしようと戻したパスがゴール前にいたジョタへのプレゼントパスになってしまう。GKラムズデールをかわしたジョタが無人のゴールに流し込み、リヴァプールが大きな追加点を挙げる。

リードを広げたリヴァプールは58分にも高い位置でボールを奪いショートカウンター。チェンバレン、サラーとつなぎ、ゴール前でジョタが受けるもファーストタッチが大きくなり、飛び出したGKラムズデールと接触。ジョタのファールとなり、両者とも起き上がれず試合が一時中断される。

68分にも右サイドを抜けたサラーのパスがゴール前のジョタに通るが、この決定機はGKラムズデールがファインセーブで切り抜ける。かろうじてしのいでいたアーセナルだったが、73分にはカウンターからマネが抜け出し、最後は折り返しをサラーが決めてリヴァプールが3-0と突き放す。

勝利をほぼ決定付けたリヴァプールは、76分にジョタとチェンバレンを下げてヘンダーソンと南野を投入。するとその直後、マネのポストプレーからサラー、アレクサンダー=アーノルドとつなぎ、エリア内右からの折り返しを南野が押し込んで4点目。南野はこれが今季プレミア初ゴールとなった。

こうなると苦しいアーセナル。リヴァプールは余裕を持ってボールを回し、試合を終わらせにかかる。意地を見せたいアーセナルだが、一矢報いることも叶わず、リヴァプールがクリーンシートで快勝した。

■試合結果

リヴァプール 4-0 アーセナル

■得点者

1-0 39分 サディオ・マネ(リヴァプール)
2-0 52分 ディオゴ・ジョッタ(リヴァプール)
3-0 73分 モハメド・サラー(リヴァプール)
4-0 77分 南野拓実(リヴァプール)
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