宮城県は新型コロナ感染者3人の個人情報を写真に撮り、知人に送っていた気仙沼保健所の女性職員を停職3カ月の懲戒処分としました。

停職3カ月となったのは気仙沼保健所に勤務する30代の女性職員です。県によりますとこの職員は今年4月、保健所内のホワイトボードに書かれた、コロナ感染者の氏名や住所など個人情報をスマートフォンで撮影し、知人に送信しました。写真には感染者3人の個人情報が写っていたということです。
感染者の1人が職員の知人で「親族が濃厚接触者にあたるのではないか」と相談を受けたため安心させようとしたと話しているということです。
県は今回の不祥事を受け、「再発防止に努める」としています。