8月21日、岩手県内では新たに25人の新型コロナウイルスへの感染確認が発表された。

新たに感染が確認されたのは盛岡市で8人、一関と宮古保健所管内でそれぞれ4人など10歳未満から80代までの男女25人。
20日は過去最多の63人だったが、21日は一転、減ったことについて、県は「クラスター関連の患者などが今回は少なかった。日によって変動はあるので油断はできない。感染拡大が落ち着いたわけではない」と強く呼び掛けた。

直近1週間の人口10万人あたりの新規患者数は県全体で23.8と20日より2.1ポイント減った。
病床使用率も減ったが、67.1パーセントと厳しい状況。
また、25人中9人が10代または10歳未満で、夏休み期間に県外から来た患者と接触があるケースも確認されている。

県保健福祉部 工藤啓一郎理事心得
「夏休み中の別居家族・親族との接触の影響が、子供たちに出始めている。教育・保育関係者は最大限の警戒をしてほしい」