メッセージ全文

足利市長の早川尚秀です。
足利市の新型コロナウイルス感染症の新規感染者が急増しています。
政府の分科会が示している指標では、直近1週間の人口10万人あたりの感染者が「25人」を超えると、感染状況が最も深刻な「ステージ4」に相当するとしています。
足利市では、7月末の1週間では、人口10万人あたりの感染者が「50人」を超えた状況となり、強い危機感を持って行動しなければなりません。
栃木県全体でも、7月31日、1日あたりの感染者が、今年1月8日の150人を超え、過去最多となりました。累計感染者数は8千人を超え、7千人を超えた6月30日から、約千人以上増加するなど、第5波に歯止めがかからない状況です。
県では、この状況に危機感を示し、警戒度を、「まん延防止等重点措置」に相当する「ステージ3」へ引き上げ、対策として、不要不急の外出、都道府県間の移動の自粛を要請するとともに、感染の広がりが深刻となっている市内の飲食店に対して、8月31日までの間、営業時間を午後8時までに短縮するよう要請しました。
ご協力いただいた飲食店には、所定の協力金が支給されます。詳しい情報は足利市ホームページをご覧ください。
市民の皆様、飲食店を経営されます皆様には、ご不便をおかけして、また、我慢をお願いすることになり、申し訳ございません。
また、感染された方および関係者が差別的な扱いを受けないよう、市民の皆様には、人権尊重・個人情報保護の観点に配慮し、冷静な行動をとるようお願いします。
足利市では、これまで以上に市民の皆様へワクチン接種ができますよう、国、県に働きかけを行ってまいります。
皆さま一人ひとりの行動が、ご自身とご家族の命を守ること、医療体制のひっ迫を防ぐことにつながりますので、引き続き、感染防止に向け、人の流れを抑制するための取り組みに、ご理解、ご協力をお願いします。