フィギュアスケートの四大陸選手権で初優勝した女子シングル・紀平梨花選手が15日練習を公開し、来月の世界選手権に向けた意気込みを語りました。

「関西大学たかつきアイスアリーナ」で15日練習を公開したのは、西宮市出身の16歳・紀平梨花選手です。

紀平選手は今月、ヨーロッパ以外の国と地域が参加するフィギュアスケートの四大陸選手権に出場。 前半のショートプログラムでは、代名詞である3回転半ジャンプのトリプルアクセルをミスして5位スタートとなりましたが、フリーでは成功させ逆転で初優勝を果たし、今シーズン国際大会で5戦5勝の成績を記録しています。

また、同じく練習を公開した宮原知子選手は今月10日、ドイツで行われたババリアン・オープンで優勝を飾っていて、共に来月日本で開かれる世界選手権の日本代表として今シーズンの締めくくりに向け順調な調整を見せました。

世界選手権は来月20日、さいたまスーパーアリーナで開幕し、女子シングルは他にも神戸市出身の坂本花織選手、男子は宇野昌磨選手や羽生結弦選手らが代表に決まっています。