#新井恵理那 #あらいーな #東京五輪

ちまたで話題の“ちょっといーな”情報を、日替わりで紹介する「新井恵理那のあら、いーな!」。

12日のテーマは、「おうちでスポーツ観戦準備week~スケートボード編~」です。

東京オリンピック開幕まで、あと11日です。そこで今回は、新種目「スケートボード」の魅力を徹底調査します。

東京オリンピックで、採用される新種目は「3×3バスケットボール」「空手」「スポーツクライミング」「スケートボード」「サーフィン」の5つです。

中でも、今回注目するのは、国内の競技人口約3000人、愛好家となれば約50万人ともいわれるスケートボードです。でも、どうやって競うのか、皆さん知っていますか。

そこで今回は、メダル獲得も期待されるスケートボードの魅力を徹底調査。教えてくれる山崎勇亀さんは、プロスケーターとして活動する傍ら、スケートボードスクールの校長を務める人物です。

スケートボードには、「パーク」と「ストリート」という、コースやルールが異なる2つの種目があるといいます。

■“五輪のため”の難所もある「パーク」

まずは、パーク種目について教えてもらいます。

パーク種目は、ボウル状の複雑なコースを滑る競技。実際のコースは、通常大会の約1.5倍もあり、そり上がる坂の高さは3メートル。さらに、コース中央の“ボルケーノ”と呼ばれる大きな障害物は、オリンピックのために作られた難所です。

選手たちは、この大きなコースの中を自由に滑り、スピードや高さ、技の難易度を競います。45秒間を3本滑り、一番高い得点同士で順位を競います。

そんなパーク種目には、注目選手がいるといいます。

パーク種目には、「スノーボード」でオリンピック2大会連続銀メダルを獲得した、平野歩夢選手が出場するのです。スノーボードのような高さのあるエアに注目です。

■街中模したコース滑る!「ストリート」

続いては、ストリート種目の注目ポイントです。

ストリート種目では、街をイメージした障害物のあるコースを滑ります。

実際のコースでは、街中を模した階段や手すりなどを障害物として左右対称に設置。選手は、この障害物を飛び越えたり、飛び乗ったりして技を繰り出します。

ストリート種目のルールは、コース全体を使って45秒間自由に滑るランが2本。さらに1カ所で得意技を1つ披露するベストトリックが5本、合わせて7本のうち、点数の高い4本の合計で、順位が決まります。

このストリートで注目なのが、メダルの期待がかかる女子世界ランク3位の西村碧莉選手と、男子世界ランク2位の堀米雄斗選手です。

実はこの2人、先月行われた世界選手権でアベック優勝。金メダルも夢ではありません。

そんなストリート種目、初めてでも楽しめるポイントを山崎さんに聞きました。

山崎さんは「スケートボードやったことない人からすると、足に付いていないボードがジャンプして、くっ付いている。そこが一番の魅力。ジャンプして、こんなことができるんだというのを見てもらいたい」と話します。

■「ジャンプ」できる?実際に挑戦!

そこで、お台場にあるスケートボード施設「RAIZIN SKY GARDEN by H.L.N.A」にやって来ました。

ここは、初心者でも滑れるよう、経験豊富な講師が多数在籍しています。

今回教えてくれるのは、講師の境基州さんです。スケートボード歴は18年で、国内の大会では上位に入賞することもあるほどです。

まずは乗り方から。スケートボードの上でバランスを取る練習後、滑る練習に移ります。

続いては、「ジャンプ」という技に挑戦です。ジャンプは、ボードキャッチとターンの動きがもとになっています。

練習することわずか15分で、スロー再生で確認すると、確かに浮いています。

新井恵理那キャスターは「挑戦してみると、プロのすごさがより分かりそうですよね」とコメントしていました。

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