この1週間で国内で観測された地震回数は前週とほぼ同じ水準です。北海道から関東の太平洋側は地震の多い状況が継続、瀬戸内海で2回の地震が起きています。震度3以上の地震は2回発生しました。(7月5日~11日10時の集計)

8日(木)1時24分頃、伊予灘を震源とするマグニチュード4.3、深さ50kmと推定される地震が発生しました。この地震で愛媛県宇和島市と久万高原町、山口県柳井市や周防大島町などで最大震度3、瀬戸内海沿岸を中心とする広い範囲で震度1~2の揺れを観測しました。

11日(日)9時16分頃、石川県能登地方を震源とするマグニチュード4.0、深さ約10kmと推定される地震が発生しました。この地震で石川県珠洲市で最大震度4を観測しています。

海外では、アメリカ地質調査所の解析によるマグニチュード6以上の地震は2回発生しています。最も大きなものはインドネシア近海で発生したマグニチュード6.1の地震です。