WHO(世界保健機関)は新型コロナウイルスの危険性の評価を世界全体で最高レベルの「非常に高い」に引き上げました。

 WHOのテドロス事務局長は28日、ここ数日で新型コロナウイルスの感染者が確認された国が急増していることに懸念を示しました。こうした状況を受けて、世界全体で危険性の評価を「高い」から1段階引き上げて、最高の「非常に高い」にしました。これまで「非常に高い」としていたのは中国だけでした。ただ、世界中のすべての人がウイルスにさらされている状況ではないとして、現状は世界的な流行を示す「パンデミック」にはあたらないという認識を示しました。WHOはウイルスの封じ込めは依然、可能だとして、改めて予防のための手洗いやアルコール消毒の重要性を訴えました。
[テレ朝news]