▼ボイスメディア「Voicy」
https://voicyapp.page.link/cdZu

文藝春秋とボイスメディアVoicyが、
“声だからこそ現れる文学の魅力”を発見していく企画「聴く文学」

第一回では、
Voicyのパーソナリティで、文藝春秋channelで朗読を担当している女優、日比美思が、
心に傷を負った元地下アイドルがラジオパーソナリティとして成長していく物語『どうかこの声が、あなたに届きますように』について、朗読&トークします。

■登壇者
朗読: 日比美思(女優)
聞き手:村井弦(文藝春秋 編集者・プロジェクトマネージャー)
※エンディングにZoom出演※ 浅葉なつ(小説家)

■Chapter
00:00 オープニングトーク
07:37 朗読&トーク#01 「私は、どうしたいの?」
20:05 朗読&トーク#02 「伝説の十秒回」
29:05 朗読&トーク#03 「だから、生きてください!」
42:51 印象に残った言葉
45:51 エンディングトーク ★浅葉なつさん Zoom出演

小説の一節を朗読し、その後小説の内容について、日比さんと村井さんがトークします。
あらすじを紹介しながら読み進めていくので、未読の方もお楽しみいただけます!

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■作品紹介
『どうかこの声が、あなたに届きますように』(文春文庫)ー2019/9/3
浅葉 なつ(著)

150万部を突破した『神様の御用人』著者、浅葉なつの書き下ろし長編!
今年5月には、第一回「読者による文学賞」を受賞し話題に。

立ち読みはこちらから!→https://books.bunshun.jp/articles/-/4931

〜あらすじ〜
地下アイドル時代、心身に深い傷を負い、鎌倉の祖母のもとでひっそりと生活を送っていた20歳の小松奈々子。そこに突然現れたラジオ局のディレクター黒木から、番組アシスタントにスカウトされる。
初日の生放送は、後に「伝説の十秒回」と呼ばれる神回となり、かつてラジオ界で絶大な人気を誇ったパーソナリティの片鱗を感じさせるものだった……!?

大食いのアナウンサー、演じるキャラに疲れている女性芸人、売れっ子のオネェタレント…。様々な仲間に囲まれ、時に黒木と罵り合いながら、奈々子はラジオの世界に向き合っていく。それは自身の傷や、過去とも対峙しなければならなかったが、奈々子が生き直そうと決めた「小松夏海」の存在は、次第に黒木たちをも巻き込んで、確かなムーブメントとなっていく。そしてその言葉は、子どものできない夫婦や、大人になることの意味を考える高校生など、切実な日々を生きるリスナーたちの、ほんのわずかな未来を動かし始めていた。

ラジオの魅力と、傷を抱えた人々が織り成す、あたたかな小気味よさあふれる物語。

■登壇者プロフィール
朗読:日比美思
◯Voicy
『みことのラジオ』https://voicy.jp/channel/1160
◯プロフィール
女優。エイベックス・マネジメント所属。
映画「町田くんの世界」ドラマ「3年A組今から皆さんは人質です」などに出演。テレビ朝日系金曜ナイトドラマ『真夏の少年~19452020』(毎週金曜 後11:15~深0:15)に、一匹狼の女子高生役としてレギュラー出演中のほか、自身がプロデュースするオンライン写真展「みことの写真展 SUMMER」を期間限定でInstagram非公開アカウントで開催中。
Twitter:https://twitter.com/mikoto__hibi?lang=ja

聞き手:村井弦
◯Voicy
『文藝春秋channel』https://voicy.jp/channel/1101
◯プロフィール
編集者。文藝春秋digitalプロジェクトマネージャー。
2019年11月にnoteで文藝春秋digtalを立ち上げ、運営責任者として記事のサイト運営・記事編集を担う。
2020年3月からは、Voicyで”聴く雑誌”『文藝春秋channel』を立ち上げ、運営責任者として放送中。
月刊文藝春秋で担当した記事は『ドキュメント熊本日日新聞編集局』『自殺・近畿財務局職員父親の慟哭手記』など。
Twitter:https://twitter.com/MuraiGen1988?s=20