高知県は6月7日、県内で新たに未就学児から80代までの男女10人の新型コロナウイルスの感染が確認されたと発表しました。全員が軽症で2人の感染経路が分かっていません。

須崎福祉保健所管内に住む自営業の50代男性は、5月30日に既に感染が発表されていた知人を含む14人で8時間ほど会食をしていました。

別の須崎福祉保健所管内の自営業の50代男性は、5月30日に家族と親族、計10人で会食をしていました。男性と会食に参加した父親も陽性が判明しています。父親はデイサービスを利用していて施設の利用者と職員、計10人が検査予定です。

高知県内の感染者は累計で1610人になりました。

重症は1人増えて12人と過去最多の状況が続いています。

高知県は会食について「4人以下・2時間以内」にするよう呼びかけています。

また県内の変異株についてこれまでの解析の結果ほぼ100%イギリス型であることが分かりました。県は県内で第3波が収まった後の3月から4月にかけてイギリス型が入り込みそれが一気に広まった可能性があると分析しています。