国内での感染が拡がるなか、集団感染が起きているクルーズ船では一部の乗客の下船が始まりました。

 集団感染が起きているクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」。14日に下船したのは80歳以上の高齢者など約10人。すぐに帰宅はできず、今度は政府が用意した施設でしばらくの間、滞在するということです。依然、船内待機を強いられている乗客は・・・。
 クルーズ船の乗客:「誰がなってもおかしくない・・・。皆(感染の)可能性がある。例えば夫婦で1人が(感染と)言われた時にはどうするとか、残された時はどうするとか話し合っていますね、最近は」
 乗客の1人、79歳の男性は13日夜、77歳の妻と一緒にウイルス検査に必要な検体を採取されました。もし、感染が確認されなければ下船できる可能性もありますが、その場合、船内にとどまるか、または政府が管理する施設で潜伏期間が過ぎるまで待機するか、いずれかを選択することになります。
 また、客室には意外なものが届きました。乗客に貸し出されたのは2000台のiPhone(アイフォーン)。薬の要望や医師への相談などのサービスが受けられるということです。
[テレ朝news]