渋野日向子のスイング改造は不安材料ばかり(菅野徳雄)
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昨年末、渋野日向子が青木翔コーチとの契約を解消したと聞き、アドレスに不満を感じたのではないかと思った。
渋野日向子はドライバーからショートアイアンまで手元をかなり低く構えており、「ハンドダウン」しているように見える。
青木コーチに教わってから手元を低く構えるようにしたというが、それまではもっと手元を起こして構えていたのだ。
そのことについて青木コーチは、「渋野日向子は日本人にしてはかなり腕が長いほうなので、普通に構えても手を低く構えているように見える」と言った。決してハンドダウンに構えているのではないと解説したが、では腕の長い欧米の選手はどうして手元を低く構えないのだろう。
西洋人は日本人に比べると、身長が同じでも5、6センチぐらい腕が長いとよくいわれる。
それでも彼らのアドレスは渋野日向子のように手元を低く構えない。腕が長く、それに比例して脚も長いので、ハンドダウンしているようには見えない。
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