歌手の西川貴教が28日、日本武道館で開催された『K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~K’FESTA.4 Day.2~』で行われたスーパー・フェザー級タイトルマッチの武尊VSレオナ・ペタス戦に解説として参加した。

【写真】スペシャルラウンドガールとして登場した石田桃香

かねてより西川と武尊選手に親交があり、実現した組み合わせ。2ラウンドでKO勝利した武尊選手は、試合を終えて「この試合は今まで以上に背負うものが多くて、過去最高レベルのプレッシャーになりましたけど、きょうはグッスリ眠れそうです(笑)」とコメント。西川は「いい試合を観せてもらいましたし、すごく勇気をもらいました。有観客でこのように、皆さんに試合をご覧いただくということで、選手の方々はたくさんの力を貰っていて、それがたぶん、今回のKO の多さに繋がっているのかなと思います。応援する皆さんと選手の思いが1つになって、武道館が別の空間になってましたね」と感動した様子。

西川に続き、武尊選手は「プライベートでも仲良くしてもらってる先輩でもあるし、西川さんも体鍛えられていて、どっちが格闘家か分からない感じですけど(笑)。音楽の面でも、トレーニングの面でもそうだし、気持ちの部分で共通するものが多くて、話していても勉強になりますし、いつも勉強させてもらっているので、こういうふうに言ってもらえてうれしいですね」としみじみ。普段とリング上の武尊選手の違いを問われると、西川は「目つきが本当に全然違うので…! 普段はマジメだし優しいし、律儀だし。もしかしたら試合しか観てない人は普段の武尊のことは『エッ、本人?』と思うくらいびっくりされる方もいるかもしれませんが、思いやりのあるいいヤツなのでその豹変ぶりもいいですよね。なんかもう、人殺しそうな感じ(笑)」と苦笑。しかし、「今回相手のレオナ・ペタス選手の応援も客席からすごくあって、2人のぶつかってるさまが本当に素晴らしかったですし、歴史が動くような瞬間を観れたのでよかったです!」と語っていた。

また、武尊選手と那須川天心選手との試合が期待されている。西川は「試合が実現したら、僕もリングサイドで応援しに行きたいと思います。いまから早めにスケジュールを教えてほしいです(笑)」と熱い視線を送っていた。