渋野日向子 誓った「プレーで元気を!!」エールはバーディー&スマイル !!! 東日本大震災から10年
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女子ゴルフの「明治安田生命レディス・ヨコハマタイヤ」は12日から3日間、高知・土佐CC(6228ヤード、パー72)で開催される。東日本大震災からちょうど10年となった11日は練習ラウンドが行われ、渋野日向子(22)=サントリー=は「日本全国の方を元気づけられるようなプレーがしたい」と宣言。2年前にプロとしてツアー出場3試合目で初めて予選を通過した、思い出の大会での活躍を誓った。

■2年前初めて予選突破しトップ10入り

 “やる気スイッチ”を押す材料には、事欠かなない。コロナ禍で2020年とシーズンが統合された今年の第2戦。アウトの9ホールをプレーして最終調整を終えた渋野日向子が、力強く誓った。

 「2年前に初めて予選を突破して、トップ10に入った思い入れがある大会。調子は悪くないと思います」

 18年に2度目のプロテストに合格後、初めて出場したのが翌年のこの大会。繰り上げ出場ながら6位に入り、ツアー3試合目で初めて賞金(約224万円)を獲得した。昨年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止となり、2度目の出場。「風が吹くと難しくなるコース。思い出しながら回っていた」と気持ちは高まってきた。
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