#香取慎吾#ジャニーズ#TBS#NHK
現在放送中のドラマ『アノニマス~警視庁“指殺人”対策室~』(テレビ東京 月曜22時)の視聴率が打ち切りレベルの低視聴率を記録し、主演を務める元SMAP・香取慎吾さん(かとり・しんご 44歳)が“オワコン化”していると『日刊ゲンダイ』が報じており、ネット上ではこの記事に対して様々な声が上がっています。
香取慎吾さんがSMAP解散後初、5年ぶりに主演を務めている『アノニマス』は1月から放送がスタートし、初回の世帯平均視聴率は7.3%で、同枠のドラマとしては過去2番目に高い数字で好スタートを切りました。
その後、第2話は5.7%、第3話は6.0%、第4話は5.7%、22日放送の第5話は自己最低の4.7%でした。
この数字に対して『日刊ゲンダイ』の記事ではドラマ関係者が、「ドラマの視点は良かったが肝心の視聴率がついてこない。初回こそ7.3%でテレ東の月曜22時の“Biz枠”で歴代1位の視聴率と持てはやされたがその後は低迷。(中略)第5話は4.7%とついに5%を切ってしまった。他局ならば打ち切り対象です」と語っています。
また、ドラマ関係者の間では「香取ではもはや視聴率は取れない」と囁かれているとし、「過去主演したドラマでも、『SMOKING GUN~決定的証拠』は7.4%、『家族ノカタチ』も9%。単発ドラマ『ストレンジャー バケモノが事件を暴く』も7.5%。主演映画は『こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE 勝どき橋を封鎖せよ!』や『ギャラクシー街道』が映画史に残る惨敗を記録した。実は以前から香取が数字を持っていないのは明らかなんです」と、テレビ局の編成関係者が指摘しています。
同関係者はさらに、「香取がこれまでどうにかやってこられたのはジャニーズ事務所の庇護があったからですよ。一転、独立後はジャニーズ事務所の圧力で地上波に出演できないことをアピールしてきたのだが、この“お情け商法”も限界に来ている。厳しい言い方だが、ジャニーズだろうが元SMAPだろうが一切、関係ありません」とも語っています。
ドラマプロデューサーも、「残念ながら香取は俳優としてはその域に達していない。最近は、体重管理も出来ていないようです。自分に対して甘えが出ているのではないか」としています。
さらに、地上波で唯一のレギュラー特番『欽ちゃん&香取慎吾の全日本仮装大賞』について日本テレビ関係者は、「先ごろの放送で司会の萩本が引退を口にした。香取に禅譲したい考えだがそもそも、視聴率がついてこない。日テレ局内ではこれを機会に幕引きを考えている。香取では視聴率が取れる保証がないからです」と語り、番組は打ち切り間近だと語っています。
『日刊ゲンダイ』はこのように香取慎吾さんが数字を持っていないことを指摘し、「もはやSNSでも話題にならないほどの“オワコン”扱い」だと痛烈批判しているのですが、この報道に対してネット上では、
などの声が上がっています。
『日刊ゲンダイ』は以前から、香取慎吾さんら『新しい地図』に対して厳しい論調の記事を多く出しているメデイアで、ファンからは批判の声が多く上がっていました。
今回の【香取慎吾がオワコン化…「アノニマス」打ち切り危険水域、ジャニーズ庇護なし実力が露呈】と題した記事についても、ファン等の間での反響を狙って出したものとみられ、実際のところ『アノニマス』の視聴率は決して悪い数字ではありません。
2019年度のデータになりますが、テレビ東京のゴールデン・プライム帯(19~23時)の平均視聴率は5.5%と、トップの日本テレビと比較すると半分以下で、民放4位のフジテレビと比較しても2.5%低い数字です。
そのため、テレビ東京は他の民放局と比較しても番組視聴率の合格ラインは低く、他局の7割ほどの数字を獲得していれば問題無しとも言われています。
そして、『アノニマス』を放送しているテレビ東京の月曜22時枠の視聴率は、これまで放送された作品の平均が3~5%台で、『アノニマス』は現時点で単純平均視聴率が約5.9%となっており、テレ東の月曜22時ドラマとしてはヒットと言える数字です。
香取慎吾さんの現在の体型に対して太り過ぎとの批判も少なくありませんが、『アノニマス』での演技やドラマとしての完成度もまずまずの好評価を得ており、SNS上でも大きな反響を呼んでいることから、香取さんが“オワコン化”していると評するのは疑問です。
逆にテレビ東京のドラマで好視聴率を獲得したため、今後さらに民放ドラマへの起用が増えていく可能性があり、今後の活躍に期待したいですね。