福島第一原発の処理水をためるタンク53基が横滑りし、位置がずれました。

 東京電力によりますと、今月13日の地震で福島第一原発では処理水などをためているタンク53基が横滑りし、元の位置から最大で19センチずれました。

 水漏れやタンクの損傷はないということです。

 ただ、タンクをつないでいるゴム製の連結管5カ所がメーカーが性能を保証する範囲を超えて伸びていたことが分かりました。

 東京電力は保証範囲を超えてもすぐに問題が起きる事はありませんが、材料の準備などができ次第、交換を行うとしています。
[テレ朝news]