商業作品デビューとなる森田監督の人生を投影するスプラッター青春群像劇『ファンファーレが鳴り響く』。病気のせいで、仕事の面接で面接官に相手にもされなかった森田監督が、吃音症についての動画を見た時に、自分の中でリンクして、自分を吃音症の主人公に投影させ、執筆した。
主演は「デイアンドナイト」、「ラ」、「花と雨」などの話題作に次々と出演する笠松将、ヒロインに「左様なら」「アイネクライネナハトムジーク」「楽園」など、存在感のある役柄を演じることに定評がある祷キララ。その他、川瀬陽太、黒沢あすか、大西信満、日高七海、上西雄大、木下ほうかなど、日本映画を支えてきた役者たちが脇を固める。
2020年9月18日から開催されるゆうばり国際ファンタスティック映画祭2020の特別招待作品となることが決まっている『ファンファーレが鳴り響く』(出演:笠松将、祷キララ、黒沢あすか、川瀬陽太、日高七海、上西雄大、大西信満、木下ほうか)が、10月17日より新宿K’s cinemaを皮切りに、横浜シネマジャック&ベティ(神奈川)、名古屋シネマスコーレ(愛知)、第七藝術劇場(大阪)などでの上映が決定。
【ヒロイン・祷キララ コメント】
どんな映画だと思われるんだろう。正直、全然わかりません。でも、私はこの映画に登場する七尾光莉という人間を、異常だとは全く思わない。演じることで守りたいと思いました。彼女の選択には理由があって、彼女はそれを心から信じている。心から何かを信じたり何かにすがることって、勇気も、覚悟も必要なことだと思います。光莉がそれまで生きてきた十数年で経験したり考えたりしてきたこと全部の中から、1番強い気持ちで選んだものが、スクリーンに写っているはずです。勿論、色んな感じ方があると思います。好きな人も嫌いな人もいると思います。好きって言われるのも、嫌いって言われるのも、嬉しいです。感じてもらえるのが1番だから。自由に見てみてください。
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