新型コロナウイルスの感染拡大は収まらず、また、ウイルスの変異種も広がりつつあるなか、世界はクリスマスを迎えました。
キリスト生誕の地とされるパレスチナ自治区ベツレヘム。聖誕教会で行われた恒例のクリスマスイブのミサは今年は一般公開が中止され、インターネットで配信されました。例年、数十万人が訪れる教会周辺は閑散としています。
南半球オーストラリアのシドニー近郊。
「クリスマスはビーチで泳ぐに限ります」（市民）
という声もありますが、クリスマスに毎年数千人が訪れるボンダイビーチは感染の再拡大を受けて、人がまばらです。
一方、「感染力が強い」とされる新型コロナウイルスの変異種がヨーロッパ以外でも確認され始めています。シンガポールでは変異種が猛威を振るうイギリスから帰国した女性の感染が判明しました。ロイター通信は、アフリカ・ナイジェリアでイギリスのものとは異なる変異種が発生したとみられると報じています。
こうしたなか、台湾では今週、４月以来となる感染者が確認されました。感染経路とされるニュージーランド人の６０代の男性パイロットは、感染発覚後、当局の調査に対し・・・
「どこに行ったか覚えていません」
しかし、実際は３０代の台湾の女性と接触。この女性の感染も確認されていて、台湾当局は、正しい情報を申告しなかったとして、パイロットに日本円でおよそ１１０万円の罰金を命じました。
（Nスタ 12月25日放送）
#新型コロナウイルス #変異種 #台湾
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