前話は……横浜地検検事の奏(石原さん)は12年ぶりに大学時代の恋人・真樹(亀梨和也さん)と再会。「今までどこにいたの? なんで黙っていなくなったりしたの? カオリ(田中みな実さん)と何があったの?」と尋ねるも、真樹は何も答えず、再び奏の前から去った。

 後日、奏が横浜地裁に行くと、真樹とその父で弁護士の浩一郎(仲村トオルさん)が言い争っているのを見掛けて……。

 3話は……真樹と浩一郎の口論。奏が聞いたのは「辻英介を殺したんだろう! だから俺がカオリを……」と、20年前に死んだ奏の父・英介(佐々木蔵之介さん)の話。真樹の言葉が頭から離れなくなった奏は、東京地検特捜部の主任検事だった英介が最後に担当していた環境エネルギー汚職事件について調べる。すると、事件を捏造(ねつぞう)したとして、英介を逮捕に追い込んだのが、当時「正義の弁護士」ともてはやされていた浩一郎と分かる。

 父の死と、大学時代の友人・カオリの事故に一体どんな関係があるのか? 上司の節子(高畑淳子さん)の助言を胸に、奏は大学時代に起きたカオリの事故についても調べ始める。

 奏が過去の事件と向き合い始めたある日、浩一郎が横浜地検にやって来る。奏は冷静を装って、父の死の真相やカオリの事故との関連を問いただす。