将棋の藤井聡太七段の話題です。
25日、愛知県瀬戸市で開かれた「将棋まつり」に登場し、地元は大いに沸きました。
実は、今週は藤井七段にとって大切な週なんです。
「地元の瀬戸市でこのように盛大に将棋のイベントが開催されて、開催自体嬉しいし、出演できて嬉しい」
(藤井聡太七段)
瀬戸市の誕生90周年を記念して、25日と26日に開かれた「瀬戸将棋まつり」。
地元出身のスター、藤井七段のグッズを求めて、朝から行列もできました。
一番人気は「飛翔」と書かれた扇子です。
「(販売は)10時からでしょ?」
「いま、藤井君の本日分が売り切れてしまって…」
(売場でのやり取り)
扇子は30本用意されましたが、わずか25分で完売しました。
「わたしも息子も大ファンなので、最後の1本買えて良かった」
(最後の1本を購入した男性)
会場では、同じ愛知県出身の室田伊緒女流二段らによる指導対局が行われたほか、藤井七段も子どもたちとの記念対局に登場。
12人と一斉に対局しました。
自分の持ち駒を減らしてハンデをつくり、一人一人に丁寧にあいさつをしてから将棋を指していた藤井七段。
この中に、香車と飛車なしというハンデをもらって、藤井七段に勝った瀬戸市の小学6年生が。
「(藤井七段が)攻め方はうまかったと誉めてくれました。
プロ棋士になりたい」
(ハンディをもらって藤井七段に勝った長澤魁君 小学生6年生)
また、地元で初めてとなる公開対局では木村一基九段と対局。
抽選で選ばれたおよそ1300人のファンが見守る中、藤井七段が129手で勝ちました。
「きょうは本当に多くの方にお越しいただき、ありがとうございます。
地元ということで、緊張せず最後まで指せました」
(藤井聡太七段)
公開対局を見届けたファンは、
「普段は画面越しでしか対局の姿が見えないので、直接近くで見られて嬉しかったです」
(地元のファン)(27日17:40)
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