東北大学で、日本臨床宗教師会の4年ぶりの体面での理事会と総会とF’U研修があった。

やはり、ケアの関連団体で、Zoomだけでのオンライン会議や集会では、場の動きも身体の動きも「Inter~」になり切れていなかったことが、本当によくわかった。

日本語の「臨床」「臨地」、そして、フィールドワーク、俳諧の「吟行」、そのすべてにおいて、場と身体がキモであり、「間」と「あわい」が大事であることが、わかっていたけど、あらためて、よくわかった。

そして、今日の朝8時半から、京都市左京区の日本バブテスト病院で、血液&尿検査があり、それを受けて木下浩一先生(副院長)に診察を受け、確認後、4時間近く、抗がん剤治療(保険適用の標準治療法である化学療法の第2期目の第6回目の点滴治療)をおこない、薬局で薬をもらい、京都駅のプラットフォームで15時にお昼の立ち食いそばのわかめそばと持参の玄米おにぎり2個を食べ、その後、新快速に乗って芦屋に向かった。

そして、藤守創さんの施術院で、藤守式施術の第3回目を受けた。

その施術前と施術後の対話が、今回の「京都面白大学第135講」の本体の部分で、1時間余ある。

ぜひ、その「施術前』の体の動きと、「施術後」の体の動き、および対話の内容とジェスチャーなどの様子を注視してほしい。

これは、対話でも強調しているが、藤守創さんとの共同研究であり、また、本当に貴重な事例報告の元データの一つである、と認識している。

ところで、芦屋駅ビルでホッケ定食を食べ、20時50分頃の新快速で京都に向かったが、JR茨木付近の踏切で人身事故があり、新大阪で乗り換えなど、すったもんだがあり、その間、凄い雷光・ら雷雨があり、いろいろとアクシデント連続で、京都駅到着が「2時間」遅れという大遅滞が発生した。

さて、そこから先をどうするか。国際会館まで地下鉄で行ってタクシーに乗るか? しかし、最近、京都ではタクシーが激減していて、地下鉄南北ラインの北の終点である国際会館にタクシーがいない。

そこで、京阪出町柳まで行こうかと考えたが、いずれも京都駅での乗り合わせが悪く、待ち時間が20分以上もある。そして、仮にJR奈良線で東福寺まで行けても、京阪線の最終に乗れるかどうか、微妙だ。

ということを考えて、結局、京都駅北口からタクシーに乗って、一乗寺まで帰ることにし、Just24時に家についた。わが家の女神様・女王様のブランカは待ちに待っていた。待ちかねた風でもなく。毅然として。上品至極に。

そして、帰り着いて、雷雨が鳴り始め、雨が降っていた。いま、外ではかなりな雨が降っています。

このような次第でしたが、帰り着いたら、拙著『予言と言霊 出口王仁三郎と田中智学』平凡社、2024年4月26日刊、の見本が届いていました。

         2024年4月16日 鎌田東二