高校スポーツの話題です。6月に鳥取県で開催される中国高校柔道大会の岡山県予選が行われ、3月の全国選抜で日本一に輝いた注目選手が堂々の戦いを見せました。

4月23日までの2日間、岡山武道館で行われた県予選。23日は男女の個人戦が行われました。注目は男子66キロ級で3月、全国選抜を制した作陽学園3年の林海佑(かゆ)です。

2回戦から登場した林は、初戦を抑え込みで勝利すると、次の試合では圧巻の一本背負い。さらに準々決勝、準決勝も1本勝ちで決勝にコマを進めます。

決勝の相手は作陽学園の1年後輩、上牧亮太です。林は試合開始直後から積極的に前に出て組み手を制すると、最後は得意の背負い投げ。圧巻の柔道を見せた林が上牧を下し、中国大会出場を決めました。

(作陽学園3年 林海佑選手)
「全国1位はこんなもんかと思われない試合をしたいと思っていた。中国大会も厳しい場面が多いと思うので、挑戦者の気持ちを忘れずに優勝したい」

各階級の男子は上位4人、女子は上位3人が6月の中国大会に挑みます。