『奇跡体験!アンビリバボー』(きせきたいけん!アンビリバボー)は、フジテレビ系列で1997年(平成9年)10月25日から放送されているドキュメンタリー系バラエティ番組である。2023年(令和5年)10月18日からは、毎週水曜日 20:00 – 21:00(JST)に放送されている。E&W(旧:イースト・エンタテインメント)制作。字幕放送、ハイビジョン制作が実施されている。

番組開始から2007年には10周年、2017年に20周年を迎え、2022年10月には25周年を迎えた。

通称は『アンビリバボー』[1]『アンビリ』[2][3]。

番組概要
1991年10月から1997年9月まで6年間放送された『(たけし・逸見の)平成教育委員会』の後継番組として1997年10月25日にスタート。放送開始当初は土曜19:00台に放送されていたが、1998年9月26日の1周年記念スペシャルを以て木曜20:00台に移動。その後、2023年10月からは、水曜20:00に移動し、現在に至る。

番組構成は基本的に前半が事件や事故など、後半は日本国内と海外の感動のエピソード(通称「感動のアンビリバボー」)を取り上げる。その他の企画内では世界中で撮られた衝撃映像やアニマル映像、自然現象、ミステリー(ミステリアスアンビリバボー)も放送している。かつて1997年10月番組開始から2003年、2007年から2014年8月以前までは季節を問わず心霊SP「恐怖のアンビリバボー」を放送していた。

出演者はレギュラーとしてバナナマン(設楽統、日村勇紀)が出演し、そのほかに1回あたり数名のゲストが出演する(2017年10月〜2021年3月までスペシャル拡大版以外の通常回ではゲスト出演は無かった)。

放送された作品によっては映像ソフト化されたりすることもある[4][5]。

2018年3月に当番組とほぼ同じ時期に始まり、20年以上に渡りフジテレビを代表するバラエティ番組として放送されてきた『めちゃ×2イケてるッ!』・『とんねるずのみなさんのおかげでした』が相次いで終了。これにより当番組は2024年3月現在、フジテレビのゴールデンタイム・プライムタイムで最も長く放送され続けているバラエティ番組となった。

2024年3月6日放送分をもって、約26年半にわたりストーリーテラーとして出演したビートたけしと、過去最長となる約11年半にわたりスタジオ進行役を務めた剛力彩芽が卒業。4月以降もバナナマンが続投する形で番組は継続する[6]。