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バイエルン 3-0 リヨン チャンピオンズ リーグ 2020.08.20

UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は19日、準決勝を行い、バイエルン(ドイツ)がリヨン(フランス)を3-0で破った。独王者バイエルンは7シーズンぶり6度目のCL制覇に王手。23日の決勝ではパリSG(フランス)と対戦する。

 序盤はリヨンが高速カウンターで押し込み、前半5分、ボールカットからMFマクサンス・カケレが前線にスルーパスを通すと、FWメンフィス・デパイが決定機を迎えたが、シュートは枠外。前半17分にも背後に抜け出したFWカール・トコ・エカンビが決定的な左足シュートを打ったが、惜しくも右ポストを叩いた。

 リヨンが絶好の先制機を逃すと、直後にバイエルンが先手を取った。18分、MFチアゴ・アルカンタラの縦パスを受けたMFセルジュ・ニャブリが鋭いドリブルで右からカットイン。密集を突破し、7人に囲まれながら強烈な左足シュートを突き刺した。

 さらに前半32分、中盤でボールをカットしたニャブリがドリブルで持ち上がり、MFイバン・ペリシッチにスルーパスを選択すると、ペリシッチはPA左からクロスを配給。FWロベルト・レワンドフスキが押し込もうとしたシュートはGKアントニー・ロペスがセーブしたが、走り込んだニャブリがこぼれ球を押し込み、ドッペルパック(1試合2得点)を達成した。

リヨンは後半反撃に出るが、FWムサ・デンベレとの1対1を防ぐなどGKマヌエル・ノイアーが好セーブを連発。後半43分にはMFヨシュア・キミッヒの右FKをレワンドフスキが高い打点からヘッドで叩き込み、ダメ押しの3点目。今季CL得点ランク首位のレワンドフスキは大会15点目をマークした。リヨンは最後までゴールをこじ開けられず、0-3で敗戦。クラブ史上初のファイナル進出を逃した。