MOVIE

「生きる」IKIRU/志村喬(Takashi Shimura)監督:黒澤明(Akira Kurosawa)



Videoleap-Un phénomène no.48
生きる
Ikiru
監督 黒澤明
脚本 黒澤明
    橋本忍
    小國英雄
製作 本木莊二郎
出演者 志村喬
    小田切みき
    藤原釜足
    日守新一
    金子信雄
音楽 早坂文雄
撮影 中井朝一
編集 岩下広一
製作会社 東宝
『生きる』(いきる)は、1952年に公開された日本映画である。監督は黒澤明、主演は志村喬。モノクロ、スタンダード、143分。東宝創立20周年記念映画。無為に日々を過ごしていた市役所の課長が、胃癌で余命幾ばくもないことを知り、己の「生きる」意味を市民公園の整備に注ぐ姿が描かれている。黒澤作品の中でもそのヒューマニズムが頂点に達したと評価される作品で、題名通り「生きる」という普遍的なテーマを描くとともに、お役所仕事に代表される官僚主義を批判した。劇中で志村演じる主人公が「ゴンドラの唄」を口ずさみながらブランコをこぐシーンが有名である。国内ではヒットし、第26回キネマ旬報ベスト・テンで1位に選ばれた。海外でも黒澤の代表作のひとつとして高く評価されており、第4回ベルリン国際映画祭でベルリン市政府特別賞を受賞した。出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』