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2024年の金(ゴールド)相場予想2,300ドルも(吉田 哲)【楽天証券 トウシル】



2024年の金(ゴールド)相場予想2,300ドルも(吉田 哲)【楽天証券 トウシル】

今回は金ゴールドについてお話をいたし ます2024年の金相場の動向を考えます 様々な材料があった2023年を振り返っ てそこから分かるテーマ材料を探しそれが どのように変化するのかということを考え た上で2024年の金相場が何ドルまで 上がり売るのか何ドルまで下がりうるのか ということについて考えていますえ動画で 詳しく述べています是非最後までご覧 ください こんにちは楽天主保険経済研究所の吉田さ と申しますどうぞよろしくお願いし ます今回は金ゴールドの話をいたします 2024年の金ゴールド相場予想 2300ドルもと書きました価格は今より も上がると考えていますこちらをご覧 くださいまずは条件を整理しますので23 年を含めて様々な値動きを確認をします こちらをご覧ください2023年と言い ますのはこのグラフの先端部分の薄い ピンクのところです全体としましては過去 およそ反省期をモーラしています青の線が ドル建て金価格オレンジの線が円建て金高 です非常に2023年は高かった法水準 だったということが分かります2023年 の12月に国内も海外も共に市場最高値を つけましたとっても高い年だったんですね で振り返ってみますと例えば1970年代 少し前の有二の同時打発ですね例えば イラン革命ですとか旧ソ連の アフガニスタン進行ですとか第4次中東 戦争在イランアメリカ大使館人質事件など ですねえ様々な有事が同時発生したあの時 はですねまこのような上昇だったんです けれどもここの水準を今というのははかに 超えていることが分かりますそして今高い 水準で止まっている高止まりしていると いう状況なんですねえ1つポイントとし ましては材料複合化時代と書きましたま 難しい言葉かもしれませんけれども要は 簡単に言えばですね複数の材料が同時進行 していてそれらが一応にマーケットに上昇 あるいは下落の圧力をかけているという ことですねですので言い換えれば1つの 材料でマーケットを分析することは難しい ということなんですね以前ですと有次が 起きれば金価格は上がるというですね 分かりやすい状況だったわけなんですが ここ最近は有事があってもなくともですね 価格が上がったり下がっあったりするわけ ですし様々なえ別の材料があって価格が 動いているケースもありますのでどれか1 つに注目をして金相場は上がる下がる 上がっているのだ下がっているのだという ことはま難しい言いづらい状況になって

いるのでそれをですねひっくるめて材料複 合化時代という風に書きましたここがです ねえ2023年を分析するあるいは 2024年を見通すために必要な考え方 ですではこちらをご覧くださいえ2023 年だけを振り返っていきますと高水準で 高止まりという風に申し上げました例えば ドルベースの金ですと 1940金辺が平均だったんですね上がっ ても2050くらい下がっても1800 くらいということで大体概ねレンジだった んですね高値と安値がはっきりえ見えて いる相場だったんですねただ水準的には 高いんですですけれども高い水準の中で 上げ下げが一定の水準であったということ なんですね一方で円建てなんですけれども これは円安の影響によって変動率が大きく なりましたでえ世界の標準のドルの金に おいてはこのような高止まりだったんです ね高止まりということは材料がなくて動か なくなっているではなくてですねこの場合 は材料があって下落圧力と上昇圧力に挟ま れてその結果置かなかったとまこういう ことなんですねでここで見ていますのが 下落圧力については大体通貨金員だったと 上昇圧力については有事ムードと代替資産 起因だったということなんですねこれが ですね2023年の振り返りなんですこの 圧力のかかり方が2024年にどういう風 に変化していくのかここを考えることが 2024年を見通すことにつがっていき ますではこちらをご覧ください分析の前提 条件は多彩になっているということですね 少し前に申し上げましたけれども1つの 材料だけで金相場を分析することはでき ないという風に言いましたでつまりいくつ かの材料が重なっていてそれらが相殺され て価格が決まっているんだという考え方な んですねつまり多彩になっているという ことですま人によってはこれを複雑化して いるという方もですねいらっしゃるんです が私自身は多彩化している多彩になって いるという風に申し上げておりますこちら ですね多彩になっていると背景をですねえ まずその前提条件として確認をしていくん ですけれどもなぜこんなに多彩になって いるのかということですねでこれはですね えそ多彩になっていることの具体例の1つ なんですけれどもドル建ての金価格とSP 500指数の推移を見ているんですねこれ は2005年の1月を100にした指数化 なんですけれどもドル建の金価格について は2005年のの1月に比べて足元は 4.5倍くらいになっていますこういう風 に推移しました一方でSP500の指数な

んですけれども2005年の1月を100 人しまして見ていきますと足元は大体4倍 くらいなんですよねですので共に4倍前後 まで価格が上がっているんですね株も高い し金も高いという状況ですこれは株高金高 の例ですよねで特にこの2015年以降の 2つの値動きを見ていただきますと上げ さらに上げ横ばい下げ上げ上げさらに上げ 下げ上げということで山と谷のタイミング が大体同じま似ているんですねですので 同時平行的に動いたつまり純相関相関関係 にあったと言っても過言ではないわけです 金と言いますと株が高い時に下がるものだ 株がが安い時に上がるものだという風に 言われがちなんですが長期視点で見ていき ますとその限りではないということが 分かります特に近年ですねですので以前は ですね友次が起きれば金価格が上がると いうですね本当に分かりやすい状況だった わけなんですが近年は材料複合化時代に あって株が上がっても金は上がることが あると株が下がれば金が下がることもある とまこういう風にですねえ認識を変えて いくというかですね株と金の関係というの はたくさんあるものの中の1つなんだと いう風に考えていく必があります株と金の 逆相感の関係がなくなったわけではなくて ですね存在はするんですがたくさんの中の 1つになったという風に考えていく必が ありますでこれはドルと金の関係も たくさんの中の1つ有次の金もたくさんの 中の1つということをですね様々あってえ それなの中の1つに置き換わっていたとま 切り替わっていったという風にですねえ 考えていくと足元の相場の分析がしやすく なってなおかつ今後の見通しが立てやすく なりますえなぜえこのようなですねえ材料 複合化時代に入ってきたのかという風にえ 申し上げますとですねえこれはえま仮説の 1つなんですけれども取引に参加する参加 者が増えたという点が大きいと考えてい ますこれはニューヨークの金先物市場に おける取引参加者ですねえ陶器筋実筋など ですねこれの数を見ているんですけれども 1988年に比べてですねえ足元と言い ますのは3倍になっているんですねで中身 はですねまこういう風なものなわけですの で例えばですねえましばしば報じられてい ます当期筋の同行ですねここにもま含まれ てくるわけですえ当期筋の同行で述べられ ている参加者の数というのがですねこの グラフの中に含まれているんですねで参加 者の数が増えるれば増えるほど何が起きる のかと言いますとマーケットですね1つの マーケットの中に充満している思惑の数が

増えていきますつまり人が増えると数が 増えていくとなるわけですのでえその分 だけ考え方の数が増えていく考え方がえ 多彩になっていく多様化していくもっと 言えばですねま複雑化していくとまこう いうことなんですねですので今現状ですね 足元の金相場がえ多彩化多彩になってきて いるのはは参加者が増えているからである と私は考えていますえ今現状ですねえ 世の中はえダイバシティですねえ多様性と いうことが叫ばれていますので世の中がえ 多様性をですね求めれば求めるほど世の中 の1つであるマーケットですねここもです ねえ多様化していく多彩になっていくと いうですね流れがあると思いますのでそう 考えていきますとこのグラフというのは どんどんと右上がりになっていくそれは すなわちえ金相場の多様化ですねえ多彩化 がどんどんと進んでいくということを意味 していると思いますということですね考え ていけばですねなのことですねえ今後に つきましてはえ複数の材料を同時に見て いく1数の材料だけで金相場を判断しない こういった考え方が必要になっていくと 考えていますで具体的にですねどういう 材料どういうテーマを同時に見ていけば いいのかということなんですけれどもこれ は単中期つまり数秒間え数時間数日間数 週間数ヶ月間ぐらいという単位なんです けれどもこの中でですね見ていきますのは 大体資産株の代わり有次ムード不安心理 代替通貨ドルの代わりこの3つを同時進行 で見ていけばドルベースの金価格の方向性 を説明することができるもっと言いば今後 の見通しを立てることができると考えてい ます2023年の11月の中旬までですね FRBは利上げにやきになっていました 利上げを行ってきましたし今後も利上げを するということをですねえ示唆してきまし たこのタイミングまではですね取立てに つきましてはま高止まりという風に 申し上げましたえ大体通貨金員の下落圧力 と有事ムード金員大体資産金員の上昇圧力 が利行してその結果横幅になってえ高い 水準を維持していたということですねで 同時進行でですねえこの頃と言いますのは えR利上げドル高というテーマがありまし たのでこのえドル高が大体通貨金員の下落 圧力につがっていたわけなんですけれども ドル高ということはですねえ日銀の緩策も ありまして円安だったんですねですので 円建ての金価格ばですね大きな上昇圧力を かけていたということでドル建が高止まり し円建てが大きく上昇とまさにですね 2023年11月中旬までのですね値動き

をえ示しているわけでありますでこれが ですね足元目立ち始めた傾向があってその 傾向が2024年も通年で続くと考えて いるんですねどういう風に変わっていくか と言いますとこちらですね目立ち始めた 足元と書きましたFRBの利上げの温度感 が低下してきています直近ではですね FRBは利下げ方針に転換したという風に も言われているんですねこれはドリヤス 要因なんですということはドル安でドル安 ドルベースの金高ということで大体通貨 金員の上昇圧力がまさに今発生しています 同時にえウクライナえイスラエルハマスの 紛争も終わっていませんのでえ有二ムド 金員の不安心理金員の上昇圧力も残って いるということでAとBというですね強い 上昇圧力がかかっている状況にあります 一方で大体資産ですねえ株価が高い時も ありますのでまこれによってえ株の代わり の金という側面から下落圧力がかかって いるとまこういう図式になっているわけ ですねFRBが利下げ方針に転換すると いうことはドリ安になってドルベースの金 価格が上がりやすくなると同時にですねえ 利下げということは個人やえ企業の資金 調達がましやすくなるという側面から景気 の回復という部分につがっていきますこれ によってえ利下げ株高という側面もある わけですのでこの利下げ方針と言いますの は実は大体資産金員の下落圧力にもつがっ ているんだとまこういう面もありますが 全体的には大体通貨有事ムード金員の強い 上昇圧力があって価格はま上がりいる 上がってきていると言えるわけですねま こういうですね状況というのが2024年 通年で続くと考えていますつまりFRBは ですね2024年に何度か利下げをすると いうことをですね示しているんですねと いうことは数年で利下げのムードが続くと いう風に考えられますですのでドリア金高 ま利下げ株高という図式がですねえ続くと 考えられますのでまさにここの枠の中の 動きというのがですねえ目立つと考えます で円立につきましてはえドリア円高ですの で円高によって上値を抑えられる場面も あるかもしれませんけれどもそもそもです ねえ世界の標準のドルベースの金価格が 大きく上がるということを想定をしており ますこれに釣られて円立の金価格は円高だ けれども上昇圧力を受けて上昇しうると いう風に考えていきますまこれがですねえ 単中期的なテーマである有次ムード代替 資産代替通貨この3つもですね金相場への 影響ということで述べてみましたえ 2024年は基本的にはこの右半分の図式

が続いていくと考えています株高だけれど も金高が起きうるということを述べてい ますで実際にですね利下げがですねえ 始まりますと何がえ起きるのかと言います とこう過去の例をですねえ見ていきますと 2007年ですねえ7月からあま利さが あったわけですがそのの時はえ金高株高 ドリアだったんですねえ2019年からの 折り下げにつきましても金高株高ドリア だったんですねえまさに今述べた通りなん ですねで円立の金も上がっていますけれど もドルベースの金よりも上がっていないと いうことが分かるわですがこれはそもそも ですねアメリカの利下げをですね発端とし ていますのでドリアなんですねですので 円高が進行してるわけですですのでドル ベースの金よりは円立の方金の方が上がっ ていないというのはですね円高だからと いうことなんですねまですがドルベースの 金も円ベースの金もですねえ同じような形 でですねえ同じくらい上昇しているという 点に関しましては要注目と思いますで 2024年ですねえどれぐらいの価格水準 まで価格は上がるだろうかという話なん ですけれどもこちらですねえ全体像という 風に見ているんですが単中期有二ムード 基因の上昇圧力が続く代替資産は株高でえ 下落圧力一方で代替通貨につきましては FRBの方針転換によって利下げドリア 金高とまこの図式が目立っていくという ことを想定していますのでえ単中期的には 上昇がまさるということですねで加えて 中央銀行とですね鉱山会社なんですですね え中長期のテーマというものもえ関わって くる可能性があると考えていますえ各です ねえ中央銀行の金保有だ特にえ新興国の ですねえ中央銀行の金保有が増えてきて いるという点はえま継続案件ということで え224年も続くと考えていますそして 鉱山会社ですねえ大きな影響はないとは見 ているんですけれども価格がどんどんと ですね上がってきていますのでえ採算が 合うということで増産をする可能性がある あるま売ヘッジを作るですねえ価格もです ねま値下がりをですねヘジする意味でえ売 ヘッジを作るとまこういったですね可能性 が高まってきていると考えていますですの で鉱山会社金員の下落圧力も発生しうると いうことをイメージをしておりますで具体 的な価格水準はこちらなんですね今大体 1940近辺のこれ平均なんですねえ足元 はえ2000ドルを若干上回っている水準 なんですけれども2024年にきましては 高いところで2300ドル安いところで 1700ドルという風にイメージをして

おります2300と言いますのは市場最 高値を大きく更新している状況なんですね で上がってきますとですね今大体資産金員 の下落圧力もつまっていくわけですし鉱山 会社金員の増産や売ヘッジ金員の下落圧力 もえまつまってくる可能性があると思い ますけれども一方でですね上昇につきまし ては有次ムードそしてえFRの方針転換に よる強い大体通貨金員の上昇圧力ここが ですねえ目立ってくると見ていますので 下がってもですね一定程度で避止まって 価格は反発しるとむしろ上昇する可能性の 方が高いと現状では考えていますあとは 中央銀行ですねえ中長期的な価格の上昇 圧力ということで長いですねえ時間軸に おいてのまその上昇圧力をかけている存在 なわけですのでえこれも継続案件という ことでえ200024年も中央銀行金の 上昇圧力は続くと考えていますでは最後に え関連する商品をご紹介します初級中級 上級という風にえ分けてみましたけれども ですねえ初級長期投資に馴染むえ投資信託 や純金積み立てスポット購入があります あとはですね長期投資位も馴染みますし あとはま短期売場もできるという意味で 中級という風にしました国内海外のETF 外国株というものがありますえ上級ですね え短期売買ができる国内海外の商品先物 商品CFDなどがあるので是非えご注目 いただければと思いますえではえ今回は 2024年の金ゴールド相場予想 2300ドルもと題してお話をさせて いただきました回もどうぞよろしくお願い し ます DET

👇トウシルの記事はこちら
2024年の金(ゴールド)相場予想 2,300ドルも
https://media.rakuten-sec.net/articles/-/43613

🕒タイムスケジュール
00:00 オープニング
01:04 史上最高値を更新した23年
05:00 分析の前提条件は「多彩」になっている
10:16 FRBの利下げは強い上昇圧力を生む
15:55 24年も史上最高値更新が起きると予想
18:34 [参考]貴金属関連の具体的な投資商品例

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