DRAMA

【朗読】山本周五郎『ちいさこべ』 昭和32年「講談倶楽部」大日本雄弁会講談社 に掲載された作品です



大火事で焼けた後、再建中の「大留」若棟梁の茂次は、頑なに周囲の支援を拒み自力で立直そうといていた。一方、手伝いのおりつが焼け出された孤児らの世話をすつと言い、茂次は「無理だ」というのだが……

【主な登場人物名等】
茂次(しげじ) 「大留」 若棟梁
「大留」神田岩井町にある大工店
留造(とめぞう) 「大留」の棟梁 茂次の父
正吉(しょうきち) 「大留」の大工 二十歳
松三(まつぞう) 「大留」の大工
九郎助(くろうすけ) 「大留」の大工 通称「くろ」
大六(だいろく) 「大留」の大工 茂次の後見らしき立場
助次郎(すけじろう) 「大留」の帳場
おろく 助次郎の女房
「波津音(はつね)」 「大留」が普請を請負った川越の料理茶屋
倉太(くらた) 「大留」の大工
銀二(ぎんじ) 「大留」の大工
巳之八(みのはち)「大留」の大工
藤造(とうぞう) 「大留」の大工
おりつ 茂次の幼馴染 「大留」の手伝い
おいく おりつの母 火事で亡くなった
平六(へいろく) おりつの父
「福田屋」 神田岩井町の質両替商
久兵衛(きゅうべえ) 「福田屋」の主人
利吉(りきち)福田屋久兵衛の長男
おゆう 福田屋久兵衛の長女 利吉の妹
「和七(わしち)」木場の店
和泉屋七兵衛(いずみや しちべえ) 「和七」の主人
「大伊(だいい)」 高輪の大工店
伊吉(いきち) 高輪にある「大伊」の主人 留蔵の弟分
兼六(けんろく) 浅草あべ川町にいる留蔵古参の弟子
「魚万」 日本橋吉川町の料理屋 「大留」が普請を負う
万兵衛(まんべえ) 「魚万」の主人
勘助(かんすけ) 町内のかしら
中島市蔵(なかじま いちぞう) 町方同心
菊二(きくじ) 「大留」にいる孤児
六(ろく) 「大留」にいる孤児
重吉(じゅうきち) 「大留」にいる孤児
又(また) 「大留」にいる孤児
梅(うめ) 「大留」にいる孤児
伝次(でんじ) 「大留」にいる孤児
市(いち) 「大留」にいる孤児
あつ 「大留」にいる孤児
富(とみ)「大留」にいる孤児
広治(ひろじ) 「大留」にいる孤児
「八百徳(やおとく)」 八百屋
徳次郎(とくじろう) 「八百徳」を営んでいる 茂次の幼馴染
平助(へいすけ) 自身番

聞く読書、作業用BGM、聞き流し等々……
少しでもお楽しみいただければとても嬉しく思います✨

底本:「山本周五郎全集第二十八巻 ちいさこべ・落葉の隣り」新潮社
   1982(昭和57)年10月25日発行
初出:「講談倶楽部」大日本雄弁会講談社
   1957(昭和32)年10月

※表記、読み等は、旧字体、旧仮名遣い等対応できないもの、聞き取ることが非常に困難であるものを除き、底本に準拠いたします。

※この作品には、今日の観点からみると差別的表現と取られかねない箇所が散見しますが、著者自身に差別的意図はなく、作品自体の持つ文学性並びに芸術性、又著者が既に故人であるという事情に鑑み原文通りとしています。

【使用ソフト・機材等】
動画編集、動画、、BGM、画像:Power Director ・Pixabay
音声収録:Scarlett Solo Studio
音声収録・編集:WavePad・Audacity

#朗読
#山本周五郎
#時代小説