東京都は今月24日までの1週間で新型コロナの患者の報告数が1医療機関あたり8.89人だったと発表しました。前の週から大きく減少し、およそ半減となりました。

 都によりますと、18日から24日までの1定点医療機関あたりの患者報告数は8.89人で、前の週の16.04人からおよそ55%に減少しました。

 患者報告数が減少するのは3週連続です。

 専門家は「祝日に伴う診療日数減少により、低めの数値となっている可能性があり、評価には注意が必要」と分析しています。

 また、25日時点の入院患者数は1769人で、前の週からおよそ500人減少しました。

 専門家は「入院患者数は減少したが、インフルエンザなど他の受診者が増加してきており、医療提供体制への負担は長期化している」と指摘しています。
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