俳優の松坂桃李さん(34)が9日、映画『ゆとりですがなにか インターナショナル』の公開記念イベントに岡田将生さん(34)、脚本の宮藤官九郎さん(53)、水田伸生監督(65)と登場。松坂さんが日本人特有の感情表現に納得する場面がありました。

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13日に公開を控えた『ゆとりですがなにか インターナショナル』。タイトルにちなみ“インターナショナルプレミア”と題し、39の国と地域から外国人約100人を集め、作品が上映されました。

“この作品が海外の人の目にどう映ったのか?”について観客に聞いてみると、日本在住のロシア出身の女性が挙手し、劇中にある“夫が妻にお酒の力を借りて愛していると本音を伝えるシーン”が特に印象に残ったと告白。このシーンについて女性は「(そのシーンが)すごく不思議な感覚。日本人は気持ちをなかなか言えない」と、日本人の感情表現について感想を話す場面がありました。

それを聞いた水田監督は、「桃李くんはね、心がけなきゃいけないですね」と一言。松坂さんも“感情の伝え方”には思い当たる節があるようで、「特に日本の男性は“言わなくてもわかるだろう精神”がどこかにある。ただそれだと、言葉にしないと伝わらないものはちゃんと伝わらない、言葉にするのは絶対に必要だというのを常々学んで実感はしてはいるんですが…。いざ面と向かって言うとなると、ちょっと恥ずかしくなってしまうのは日本人特有なのかなと思います」と、語りました。

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