俳優の松岡茉優が15日、都内で行われたテレビ朝日系連続ドラマ『ゆりあ先生の赤い糸』(19日スタート 毎週木曜 後9:00)の制作発表会見に出席した。推しであるモーニング娘。への愛を伝えた。

 人生をガラリと変えた出来事を問われた松岡は「推しができたこと」と回答。「推しがいるというのは、日々のごはんがおいしくなり、明日への希望が持てること。推しがいるだけで世界をきらめく」と早口で説明した。「推しがいるということこそ、授かりものなので、たまたま出会えた時には全力で推していただけたらと思います」と呼びかけた。

 推しを見つけた経緯については「2011年にモーニング娘。に鞘師里保さんという方が加入した時から、モーニング娘。のファンになりまして、そこからはモーニング娘。が所属するハロープロジェクト全体のファンになりました。ぜひ皆さま、ハロープロジェクトをよろしくお願いいたします」と“ファン代表”としてあいさつした。

 一方、松岡は現場スタッフやインコをメロメロにしている様子。撮影現場の雰囲気に付いて菅野美穂は「ほのぼのしています。また、松岡さんがいらっしゃるときは男性スタッフの皆さんの喜びがにじみ出ていて、ジョークも多い気がします」と告白。松岡は「恐縮ですし、2人の天使を中心に撮影していると思っていた」と自身の娘を演じる子役2人に触れながら「確かに親父ギャグが多いとは思っていました」と心当たりがある様子だった。

 鈴鹿央士も「松岡さんがいらっしゃるシーンは歌を歌いながら楽しく撮影しているなってそばで見ています。交友の準備してって言うものの名前を入った歌の歌う」と指摘。松岡は笑いながら「チーフカメラマンが…」と明かした。

 さらに、今作に登場するインコのセバスチャンも登場する。セット内にいたインコについて話が及ぶと「キュン」と返事をし、一同を沸かせた。菅野が「普段は鳴かないんですが、調子いいです。松岡さんがいらっしゃると、『ピープー』言うんです」と明かし、松岡がインコまでも虜にしていることが明かされた。

 同作は今年の「第27回手塚治虫文化賞」で「マンガ大賞」に輝いた入江喜和氏の同名漫画(講談社)をドラマ化。心優しい売れない小説家と結婚した主婦・伊沢ゆりあ(菅野)が、突然目の前に現れた夫の“彼氏”、“彼女”、“隠し子”と奇妙な同居生活を始めることとなる新時代のホームドラマとなっている。

 会見には、菅野、鈴鹿、松岡、のほか、木戸大聖、宮澤エマ、白山乃愛、志田未来、吉瀬美智子、松岡茉優、田中哲司、三田佳子も出席した。