2023年8月15日(火)マツダスタジアム 広島 vs. 阪神 16回戦

“神スイング”で知られるタレントの稲村亜美(27)が、マツダスタジアムで始球式を務めた。

11球団目の始球式で背番号11のカープユニホームにショートパンツというスタイルでマウンドに上がった稲村。息をのんでファンも見守ったが、ダイナミックなフォームから投じられたボールは引っかかってマウンド付近でワンバウンド。そのままゴロとなって左打席に立っていた近本の背後を通過していった。剛球を期待していたスタンドは騒然となった。

稲村はマウンドで思わず頭を抱え「マツダスタジアムに入った瞬間、泣きそうになっちゃって。(投球結果の)悔しさと感動、半々ぐらいで泣けますね」と振り返った。それでも「(計測した98キロに)今日は目標が98キロ。目標としていた球速は投げられたので良かった」と前を向いた。